
二重窓で暖かなお部屋にしたり、子供たちに部屋の仕切りをつけたりと夢のある洋室リフォーム。価格イメージと一緒にまとめてみました。
洋室(寝室・子供部屋) リフォームのポイント
洋室にはさまざまな用途があります。リビングルームはもちろんですが、寝室や子供部屋、書斎、収納部屋、ホビールームなどとしても使うことができます。ここでは、共通点も多い、寝室と子供部屋についてリフォームのポイントをご紹介していきます。
寝室リフォームのポイント
人生の3分の1は睡眠時間と言われます。つまり、人生の3分の1は寝室で過ごしていることになるわけです。心と身体の疲れを癒し、明日への活力を養う原動力となる睡眠。快適な睡眠に関係する要素には「明るさ」、「音」、「温度・湿度」、「寝具」があります。寝室リフォームでは、こうした要素を考慮して、快適な睡眠空間を実現しましょう。
窓や照明を工夫して明るさを調整
寝る時はやや暗く、起きる時は明るくというのが寝室の「明るさ」のポイントです。寝る前に、暗めの白熱灯の前で過ごすと寝つきがよくなり、朝は強い光をあびると寝覚めがよくなります。こうしたメリハリがないと体内時計が狂い、疲れが取れにくくなります。そのため、リフォーム時の照明器具や採光の窓がとても重要になります。照明器具はやわらかく明るい光が広がるタイプを選び、目に光が直接当たらない場所に取り付けるようにしましょう。また、窓からの光が睡眠中に差し込まないような工夫も必要です。
落ち着いたインテリアと、空気の清浄を意識した素材を
部屋の印象に大きく影響する壁紙や天井は、落ち着いた色でまとめるのがポイントです。天井や壁は壁紙を使って仕上げるのが一般的ですが、寝室こそ、消臭・抗菌といった空気清浄機能や、吸放湿性・耐熱性・保温性が高い素材を選びたいものです。最近は、機能面を重視した壁紙も多くありますし、話題の「珪藻土」も寝室の壁材として人気があります。
寝室ならではの床材の選び方

洋室の場合は、フローリング材を使用することが多いですが、冬に足が冷たくなることもあって、寝室に限って言えばカーペットを使う事例が多くあります。カーペットは防音効果が高いので、音が響きにくいというメリットもあります。
なお、寝室ではつまずくような段差を作らないように注意してください。夜中でも歩きやすいように足元灯を設置しておけば便利です。
子供部屋は、家族とのコミュニケーションを重視してリフォーム
子供部屋のリフォームに際して注意する点は、居住性の良さだけではなく、家族とのコミュニケーションも考えることが重要です。広さや使いやすさに目が向きがちですが、コミュニケーションがなくて快適すぎる部屋では、部屋にひきこもることになりかねません。そのため、あえて子供部屋は狭くするというリフォームもあるほどです。
子供部屋は家族が集まるリビングルームの近くに設けて、リビングルームに出やすい環境を作ったり、リビングルームを通らないと子供部屋に入れないような間取りにするといった工夫が必要です。玄関を入ってすぐの部屋では、家族と顔をあわせることなく部屋に入れるので、コミュニケーション不足になることも考えられます。
プライバシーの問題も重要です。小学校低学年のうちはそれほど考える必要はありませんが、高学年から中学・高校になると子供たちのプライバシーも確保しなければなりません。男の子と女の子がいる家庭の場合はとくに重要です。
具体的なプランとしては、小さいうちはリビングルームの一部やリビングルームの隣にある部屋を子供部屋として使い、大きくなってきたら、プライバシーを守れる部屋にリフォームしたり、扉のある別の部屋を子供部屋として使うことが考えられます。また、早い段階で広めの部屋を子供部屋として確保しておき、小さいうちは共用で使い、大きくなってきたら2部屋に仕切るという方法も考えられます。

子供部屋リフォームのポイント
子供たちは、この部屋で多くの時間を過ごすことになります。子供部屋には、子供部屋ならではの快適さが必要となるリフォームのポイントがあるのでご紹介しましょう。
内装材は掃除しやすく、アレルギーなどに配慮したものを
子供部屋は、食べ物をこぼしたり、ゴミを散らかしたりと何かと汚れやすい場所です。そのため掃除がしやすい内装材を選ぶのが基本です。フローリングは人気がありますが、傷がつきやすいことと、床面が固いことが子供部屋用としては少し気になります。また、子供部屋には振動や騒音も付き物です。防音性能が高く、クッション性もあるカーペットも一考の余地があります。カーペットの場合は、防ダニ・防臭・防アレルギー・防汚などの機能があるものを選びましょう。
壁や天井については、壁紙や塗料などでアレルギーを起こさない素材を使うのはもちろんですが、寝室同様に消臭・抗菌といった空気清浄機能がある素材がおすすめです。珪藻土などの天然素材もいいのですが、傷がつきやすいという欠点もあるので、その点も考慮して選ぶようにしましょう。
どんどん持ち物が増える子供部屋の収納
子供は、成長とともに本やおもちゃなど持ち物がどんどん増えてきます。そのため、限られたスペースを有効に使える収納を確保する必要があります。ただし、急なレイアウト変更にも対応できるよう、固定式ではなく、部屋を区切ることもできる可動式収納がおすすめです。
自然の光と風を採り入れ、照明は目にやさしいものを

自然光がたっぷり入って風通しのよい部屋が理想的です。大きな窓があればいいのですが、そうでない場合は、採光窓を新設するという方法もあります。
机に向かうことが多い子供部屋では照明も重要です。影ができにくく、目にやさしいことがポイントです。ちらつきが少なく、隅々まで明るいインバータ式の蛍光灯がおすすめです。
DIYでできること

壁紙の張り替えや珪藻土の塗布などは、後からDIYでチャレンジすることができます。カーテンをブラインドやロールスクリーンに変更したり、カーテンの色・柄を替えると部屋の雰囲気が変わるので、気分転換には最適です。
また、棚に置かれているものが雑多で見た目がよくない場合は、棚を見えなくするためのカーテンやブラインドなどを設置することもできます。
洋室(寝室・子供部屋) リフォームの費用・相場
洋室(寝室・子供部屋)のリフォーム費用はおおむね「20万円以下」「21万円〜50万円」「51万円〜100万円」「101万円以上」となっています。
壁紙(クロス)を張り替えるだけのリフォームは比較的低コストでできることが多く、素材を自然素材のものに変える場合は数十万円程度になります。和室を洋室に変える場合はさらに一段階上の価格帯になります。
洋室(寝室・子供部屋) リフォームの事例

- 30万円

- 一戸建て

- 2週間
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洋間は内部に梁出ていた廊下側の下駄箱と物入れをなくしたことで、使いやすい一室になりました。 置き床で床をあげ、廊下との段差がなくなりました。壁にはLIXIL(INAX)エコカラットを部分貼り施工。

- 65万円

- マンション

- 1週間
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もともと和室だったお部屋をお子様のお部屋にリノベーションしました。間仕切壁を造作して押入れはクローゼットにしました。お子様の成長にあわせて間取りを変更できるのもリフォームの良いところです。
洋室(寝室・子供部屋)リフォームのクチコミ
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初めまして。 中古でマンションを買い、床のフローリングをリフォームする予定です。 リビングと子供部屋や廊下はナチュラル〜少し白っぽい色にするのですが、寝室のフローリングだけ色を変えようか...
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