HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW スペック・仕様・特長

• 150〜450mmの焦点域をカバーする超望遠ズームレンズ（Kマウントデジタル一眼カメラ用）。遠距離の被写体を手持ちで撮影できるコンパクトな設計。
• 独自の「HDコーティング」により、逆光などの厳しい光源下でもコントラストの高いクリアな描写を実現。内部に水滴やホコリが入りにくい防じん・防滴構造。
• 球面収差や色収差を効果的に抑え色のにじみが少なくコントラストの高い描写が可能。「クイックシフト・フォーカス・システム」切り替えスイッチ付き。

基本仕様

• 対応マウント: ペンタックスKマウント系
• レンズタイプ: 望遠ズーム
• フォーカス: AF/MF
• 詳細レンズタイプ: 超望遠ズームレンズ
• フルサイズ対応: ○
• レンズ構成: 14群18枚
• 絞り羽根枚数: 9 枚
• 焦点距離: 150〜450 mm
• 最短撮影距離: 2m
• 最大撮影倍率: 0.22倍
• 開放F値: F4.5-5.6
• 画角: 16.5〜5.5 度
• 防滴: ○
• 防塵: ○

撮影タイプ

• 望遠: ○

サイズ・重量

• フィルター径: 86 mm
• 最大径x長さ: 95x241.5 mm
• 重量: 2000 g

新製品ニュース　リコー、｢HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6」を4/17発売

2015年3月27日　16:57掲載

リコーイメージングは、Kマウントデジタル一眼カメラ用の超望遠ズームレンズ｢HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW」の発売日を発表。4月17日より発売する。

ハイエンドユーザーから要望が多かったという、150〜450mmの焦点域をカバーする超望遠ズームレンズ。Kマウントデジタル一眼カメラに装着すると、35mm判換算焦点距離で約230〜690mm相当の超望遠画角が得られる。野鳥、飛行機、スポーツ撮影など、遠距離の被写体を手持ちで撮影できるコンパクトな設計で、ハンドリングのよさを求めるユーザーに適しているとのことだ。

特殊低分散（ED）ガラスを3枚、異常低分散ガラス1枚を使用した最新のレンズ設計を採用し、球面収差や色収差などを効果的に抑え、色のにじみが少なくコントラストの高い描写を実現した点も特徴。高画素イメージセンサーに対応する最新の光学設計により、従来の同クラスレンズよりもMTFを高くすることで、解像度を高めた緻密な描写を可能とした。

また、イメージサークルを35mm判フィルム一眼レフカメラまでカバーする余裕のある設計としており、現行の同社デジタル一眼レフカメラに装着すると、画面の四隅までシャープな解像感の高い描写が楽しめるとともに、将来的な撮像素子サイズの大型化にも対応が可能としている。

さらに、レンズ内部に水滴や埃などが入りにくい防塵・防滴構造の「AW（All Weather）」タイプとして、全体の21か所にシーリングを施した点も特徴。防塵・防滴構造を採用した同社デジタル一眼ボディと組み合わせることで、雨天や霧の中、水しぶきのかかる場所などでの耐久性、信頼性の向上を実現する。

操作性では、オートフォーカスからマニュアルでのピント合わせが切り替え操作なしで行える「クイックシフト・フォーカス・システム（Quick-shift Focus System）」の利便性を向上するため、新たにQFS/A、QFS/M、MFの3つの切り替えスイッチも用意した。

このほかの主な仕様は、レンズ構成が14群18枚、開放絞り値がF4.5-5.6、最短撮影距離が2m、最大撮影倍率が0.22倍、絞り羽根が9枚（円形絞り）、フィルター径が86mm。本体サイズは95（最大径）×241.5（全長）mm、重量は約2000g（フード付きは2130g）。レンズフード、レンズキャップ、レンズケースなどが付属する。

価格は320,000円（税抜）。