複数の金利タイプを組み合わせ「ミックスローン」の使い方

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2013年7月22日掲載

選び方

複数の金利タイプを組み合わせ「ミックスローン」の使い方

住宅ローンの金利タイプにはたくさんの種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。一つに絞りきれないという場合には、複数の金利タイプを組み合わせるということも可能です。

複数の金利タイプを組み合わせることもできる

住宅ローンの借入れをする際、どれか一つの金利タイプを選ぶ以外に、複数の金利タイプを組み合わることもできます。ミックスローン、ミックスプランなどと呼ばれているものがこれに当たります。

複数の金利タイプを組み合わせることもできる

異なる金利タイプを組み合わせることで、それぞれのメリットを活かすことができるのが特徴です。例えば、

  • 変動金利型の低金利は魅力だが、今後の金利上昇リスクはあまり負いたくない
  • 長期固定金利型は返済計画が立てやすいし安心だが、もう少し毎月の返済額を抑えたい

という場合には、変動金利型と長期固定金利型を組み合わせることで、それぞれのメリットを享受することができます。

変動金利と固定金利の借入割合は慎重に決定しよう

ミックスローンにする場合、金融機関によっては最低額が決められていますが、それぞれの割合は自由に決められます。割合の決め方によってどのような違いがあるのか、変動金利型と長期固定金利型の組み合わせを例に見てみましょう。

ミックスローンの諸費用について

プラン1
変動金利型: 2,000万円
長期固定金利型: 1,000万円
プラン2
変動金利型: 1,000万円
長期固定金利型: 2,000万円
プラン3
長期固定金利型: 3,000万円
 
毎月返済額
  • 当初5年間   91,050円
  • 6〜10年目   99,358円
  • 11〜15年目   115,260円
  • 16年目以降   119,796円
  • 当初5年間   99,149円
  • 6〜10年目   103,303円
  • 11〜15年目   111,254円
  • 16年目以降   113,521円
  • 全期間   107,249円
総返済額 約4,709万円 約4,607万円 約4,504万円

上記例のように、比較的金利上昇が大きかった場合、ミックスローンにしても将来の返済額は意外に大きくなります。変動金利型の割合が多いプラン1では、毎月返済額も11年目からは全額長期固定金利型にした場合よりも多くなり、総返済額も大幅に増えます。プラン2のように変動金利型の割合が少ないと返済額の上昇幅、総返済額とも抑えることができます。

同じミックスローンを組むにしても、今後の金利上昇をどう考えるか、性格的に変動金利型に適しているのかどうかなどに応じて割合は違ってきます。「もともと変動金利型で良いと思っているが、全額はリスクが大きい」という場合には変動金利型を多めに、「もともとは長期固定金利型が合っているが少しは返済額を抑えたい」という場合には変動金利型は少なめにするなど、割合は慎重に検討しましょう。

ミックスローンの諸費用について

ミックスローンの諸費用について

ミックスローンにする場合の手続きは、金融機関によって異なります。1つのローンとして取り扱われる場合には、単一の金利タイプを選んだ場合と借入時の諸費用は変わりません。1つの金利タイプにつき1つのローンとして取り扱われる場合には、2つの金利タイプを組み合わせると、2つのローンを申し込んだことになります。この場合、契約書の印紙代、保証会社の取扱い手数料(通常3万円程度)、抵当権設定関係の費用(登記費用および司法書士手数料)が、ローンの本数分かかることになり、諸費用の合計額は多くなります。ただし、保証料は借入金額と借入年数によって決まるので本数には関係ありません。申込みをする際に、諸費用についても細かく確認をしておきましょう。

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