AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR スペック・仕様・特長

• ニコンFXフォーマットデジタル一眼レフカメラ対応、開放F値4、焦点距離600mmの超望遠レンズ。蛍石レンズ2枚を採用し大幅に軽量化されている。
• 従来品「AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR」よりも約25%（約1250g）軽量化した約3810gを実現。
• 「NORMALモード」撮影時、手ブレ補正効果4.0段を実現しているほか、スポーツなど動きの激しい被写体の撮影に適した「SPORTモード」を搭載。

基本仕様

• 対応マウント: ニコンFマウント系
• レンズタイプ: 単焦点
• フォーカス: AF/MF
• 詳細レンズタイプ: 超望遠レンズ
• フルサイズ対応: ○
• レンズ構成: 12群16枚
• 絞り羽根枚数: 9 枚
• 焦点距離: 600 mm
• 最短撮影距離: 4.4m
• 最大撮影倍率: 0.14倍
• 開放F値: F4
• 画角: 4.1 度
• 手ブレ補正機構: ○

撮影タイプ

• 望遠: ○

サイズ・重量

• フィルター径: 40.5 mm
• 最大径x長さ: 166x432 mm
• 重量: 3810 g

新製品ニュース　ニコン、軽量化した超望遠レンズ「500mm f/4」「600mm f/4」

2015年7月2日　15:02掲載

ニコンイメージングジャパンは、ニコンFXフォーマットデジタル一眼レフカメラ対応の超望遠レンズ「AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR」「AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR」を発表。7月16日より発売する。

従来機種「AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR」「AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR」の後継モデル。いずれも、蛍石レンズに加えて、鏡筒にマグネシウム合金製部品を採用し、軽量化と堅牢性を両立させた点が特徴だ。蛍石レンズとEDレンズによって色収差を効果的に補正できるほか、ナノクリスタルコートによってゴーストやフレアを抑え、高い光学性能を実現する。

さらに、手ブレを軽減するVR機構が進化。NORMALモード撮影時に、手ブレ補正効果4.0段（35mmフィルムサイズ相当の撮像素子を搭載したデジタル一眼レフカメラ使用時）を実現するほか、スポーツなど動きの激しい被写体の撮影に適したSPORTモードも搭載する。また、カメラの電源を入れた直後のVR性能を向上させ、電源を入れてすぐにシャッターをきっても、ブレを抑えた画像が得られるという。

このほか、汚れが付着しにくいフッ素コートをレンズ前面の保護ガラスに採用。縦横の構図をスムーズに変更できるベアリングを用いた三脚座リングも備えた。

「AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR」の主な仕様は、焦点距離が500mm、最大絞りがf/4。レンズ構成が12群16枚。本体サイズは140（最大径）×387（全長）mm、重量は約3090g。価格は120万円（税別）。

「AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR」の主な仕様は、焦点距離が600mm、最大絞りがf/4。レンズ構成が12群16枚。本体サイズは166（最大径）×432（全長）mm、重量は約3810g。価格は147万5,000円（税別）。