70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2 (Model A065) [ニコンZ用] スペック・仕様・特長

• 携行性と描写力にすぐれ、AF性能・手ブレ補正で安定した撮影をサポートする大口径望遠ズームレンズ。ミラーレス一眼カメラ専用「Di IIIシリーズ」。
• 独自の手ブレ補正機構「VC（Vibration Compensation）」を搭載。「BBAR-G2コーティング」がゴーストやフレアを抑え、ヌケのよい鮮明な像を捉える。
• 大口径F2.8ならではの美しくやわらかなボケ味も特徴。AF駆動にはリニアモーターフォーカス機構「VXD（Voice-coil eXtreme-torque Drive）」を採用。

基本仕様

• 対応マウント: ニコンZマウント系
• レンズタイプ: 望遠ズーム
• フォーカス: AF/MF
• 詳細レンズタイプ: 大口径望遠ズームレンズ
• フルサイズ対応: ○
• レンズ構成: 15群20枚
• 絞り羽根枚数: 9 枚
• 焦点距離: 70〜180 mm
• 最短撮影距離: 0.3m(WIDE)/0.85m(TELE)
• 最大撮影倍率: 1：2.6(WIDE)/1：4.7(TELE)
• 開放F値: F2.8
• 画角: 34.21〜13.42 度
• 手ブレ補正機構: ○
• 防滴: ○

撮影タイプ

• 望遠: ○

形状

• 大口径: ○

サイズ・重量

• フィルター径: 67 mm
• 最大径x長さ: 83x158.7 mm
• 重量: 865 g

新製品ニュース　タムロン、「70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2 (Model A065)」にニコンZマウント用追加

2025年10月7日　18:15掲載

タムロンは、フルサイズセンサー対応の大口径望遠ズームレンズ「70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2 (Model A065)」のニコンZマウント用を10月23日に発売する。

「70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2 (Model A065)」は、初代「70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056)」の後継となる第2世代｢G2｣モデルとして開発されたレンズ。2023年にソニーEマウント用が投入されたが、新たにニコンZマウント用が追加される。

独自の手ブレ補正機構「VC (Vibration Compensation)」を搭載しながら、広角端70mm時の長さ158.7mm、重量865gというクラス最小・最軽量(※)のサイズ感を実現。ズーム全域でF2.8の明るさを誇り、広角端では最短撮影距離0.3mの近接撮影も行えるなど、本体サイズと合わせて高い機動力を有している。

工学設計には、XLDレンズ1枚やLD (異常低分散)レンズ3枚、GM (ガラスモールド非球面)レンズ2枚、複合非球面レンズ1枚など、複数の特殊硝材レンズからなる15群20枚のレンズ構成を採用。色収差など諸収差の補正力を高めている。また、次世代のレンズコーティング技術「BBAR-G2」により、ゴーストやフレアを抑えながらヌケのよさと高い解像感を実現。大口径F2.8と円形絞りによるやわらかなボケ味により、スナップからポートレート、風景撮影まで、幅広いシーンで利用できる。

AF駆動には、リニアモーターフォーカス機構を引き続き採用。タムロン史上最高レベルの俊敏性を備え、髪の毛の太さの1/10以下となる0.005mm単位の高い位置精度で、撮影者の意図を忠実に再現。精密な演算により動体への追従性を向上させており、リニアモーター方式ならではの静粛性と相まって、静止画撮影と動画撮影のいずれでも扱いやすくなっている。

このほかの主な仕様は、画角が34.21〜13.42度、レンズ構成が15群20枚、絞り羽根枚数が9枚 (円形絞り)、最小絞りがF22、最短撮影距離が0.3m (WIDE) / 0.85m (TELE)、最大撮影倍率が1:2.6 (WIDE) / 1:4.7 (TELE)、フィルター径が67mm。本体サイズは83（最大径）×158.7（長さ）mm、重量は865g。

価格は199,980円。

※手ブレ補正機構搭載フルサイズミラーレス用大口径F2.8望遠ズームレンズにおいて。(2025年9月現在。タムロン調べ)