【目的別】借り換えに適した住宅ローンの選び方

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2017年8月22日

借り換え知識

【目的別】借り換えに適した住宅ローンの選び方

住宅ローンの借り換えの検討を始めると、どの住宅ローンに借り換えしたらよいのか、迷うことも多いでしょう。住宅ローンを比較する場合のチェックポイントは、大きく「金利タイプ」「金利」「諸費用」「付帯サービス(繰上返済機能や保険など)」です。借り換えの場合の選び方は、まずは借り換えの目的を明確にして、その目的にそった選び方をするのがポイントです。目的別に選び方のポイントを抑えて、借り換えの目的に合ったものを選ぶようにしましょう。

借り換えに適した住宅ローン選びの順序

借り換えに適した住宅ローン選びの最初のステップのイメージ

数ある住宅ローンから借り換えに適した商品を選ぶのはなかなか難しいもの。選びやすくするコツは、まずは自分に合った「金利タイプ」を決めることです。金利タイプを決めたら、その金利タイプの中でなるべく低い金利のものを探します。この順序で選ぶことで、絞り込みがとても楽になるでしょう。金利が大きく変わらない場合には、保証料や手数料の比較、団体信用生命保険の内容の比較、繰上返済を頻繁に行うつもりであれば利便性の比較も行い総合的に選択します。

一般的な住宅選びの順序はこのようになりますが、借り換えの場合には、その目的によってもポイントがあります。

総支払額を下げたい場合は金利タイプと金利をチェック

原則、今と同じ金利タイプのものをえらびます。今と同じ金利タイプで、金利が低ければ総支払額を抑えることができます。変動金利型・固定期間選択型の場合は、店頭金利から何%引いてくれるのか、下げ幅を確認しましょう。下げ幅が今よりも大きいものであれば、総支払額を抑えることにつながります。失敗しないコツとしては、なるべくこれから完済までの全期間、今よりも金利を下げられるものを選ぶと良いでしょう。

総返済額を抑えたい場合の選び方

  • 金利タイプをチェック(原則今と同じタイプを選択)
  • その金利タイプで、現在の住宅ローンより金利が低いものを探す
  • 固定期間選択型、変動金利型の場合は、将来の引下げ幅が今よりも大きいか確認

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将来の金利上昇に備えたい場合には固定期間をチェック

将来の金利上昇に備えたい場合には、完済まで金利が固定されているもの、もしくは今の住宅ローンよりも固定期間が長いものが良いでしょう。全期間固定のものや、10年固定など固定期間が長いものが候補になります。その中からなるべく金利の低いものを探します。

将来の金利上昇に備えたい場合の選び方

  • 金利タイプと固定期間をチェック
  • 残りの返済期間を全期間固定できるものか、現在の住宅ローンより固定期間が長い金利タイプ(10年固定など)を選ぶ
  • その金利タイプでなるべく金利の低いものを探す

毎月の支払額を抑えたい場合には金利が低いものを探す

毎月の支払額を少しでも抑えたい場合には、今の住宅ローンよりも金利が低いものを探します。変動金利型や、1〜3年など固定期間の短い固定期間選択型の金利は低い傾向にあります。もしくは、現在の残りの返済期間を延ばせる住宅ローンを探します。
家計が厳しいという理由で、毎月の支払額を抑えたいのであれば、諸費用を預貯金から捻出するのも大変かもしれません。保証料なしなど、借り換えに必要な諸費用が少ないものが向いています。

毎月の支払額を抑えたい場合の選び方

  • 今より金利の低いものを探す
  • 残りの返済期間を延ばせるものを探す
  • その中から、借り換えにかかる諸費用がなるべく安いものを選ぶ

住宅ローン 人気ランキング

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  • SBI新生銀行
    1

    SBI新生銀行パワースマート住宅ローン 変動(半年型)

    変動金利
    0.590% (2025/12/01 時点)
    • 表示金利は「<SBIハイパー預金開設者限定>住宅ローン金利優遇プログラム」(年-0.090%)が適用されています。適用前は年0.680%です。新規借り入れかつ変動金利で借入期間が35年を超える場合、当初借入金利に年0.100%の金利上乗せとなります。
    SBI新生銀行の住宅ローンをおすすめしている評判・借り入れレポート
    5 変動金利であり金利が低めであることが決め手
    変動金利であり金利が低めに設定されていることが決め手です。事務手数料などは普通にかかりますが銀行のシステムとして安定している印象であり、申し込みなどもウェブ上から行えて簡単でした。また金利について問い合わせを行った際のスタッフの方の対応・説明が丁寧だったことも好印象ですね。

    【金利】いくつかある銀行の住宅ローンと比べても低めの設定です。
    【借り入れ費用】手数料は普通にかかります。
    【返済】元利均等返済の他に繰上げ返済も可能です。
    【保険オプション】それほど多くはないですが、ガン団信などがあります。
    【借り入れ手続き】ウェブ上から申し込みが行えて簡単です。契約などについては電話で聞けますし、電子契約で行います。
    【サポート】金利の説明や契約の際の対応はとても丁寧でした。
  • 三菱UFJ銀行
    2

    三菱UFJ銀行住宅ローン 変動

    変動金利
    0.670% 〜0.750% (2025/12/01 時点)
    • 適用金利や引下幅は、申込内容や審査結果等により決定されます。
  • イオン銀行
    3

    イオン銀行全期間優遇金利プラン 変動

    変動金利
    0.780% 〜0.830% (2025/12/01 時点)
    • 借入金利は物件価格の借入比率(80%以内・80%超)により異なります。表示の金利は手数料定率型で借り入れをした場合の最大差引幅適用の参考金利となります。
    イオン銀行の住宅ローンをおすすめしている評判・借り入れレポート
    4 特典が良いし金利は低かった
    現在は若干高めになっていますが、借り入れを決めた際には変動金利がかなり低く、ネットバンクの中でも低かったのが決め手です。またキャンペーンとしてイオングループでの買い物が5%オフになるという特典もかなり魅力的です。

    【金利】現在の変動金利は上昇しましたが、当時は低かったです。
    【返済】借りる前にシミュレーションを行い無理のない返済額を設定可能です。
    【保険オプション】金利の上乗せにより「がん保障付団信」と「8疾病保障付団信」を付帯することができます。「全疾病団信」の金利上乗せはありません。
    【借り入れ手続き】ネットでシミュレーションして、ネットで対応できます。
    【サポート】基本的に電話やメールでの対応となりますが、特に問題はないです。
  • りそな銀行の住宅ローンをおすすめしている評判・借り入れレポート
    5 金利自体も低めでお得感がある
    変動金利自体は他の銀行のプランに比べて低めに設定されているのでお得感はありますね。保障のオプションも幅広く用意されていますし、電話などの他に店舗でも無料の相談を行なっているなどサポートが丁寧な印象です。

    【金利】他の銀行と比べて低いと思います。いくつか条件がありますが、それほど難しくは無いですね。
    【借り入れ費用】事務手数料はしっかりとかかります。
    【返済】元利均等返済であり口座からの自動引き落としとなります。
    【保険オプション】「3大疾病保障特約」や「特定状態保障特約(団信革命)」があり個性的です。
    【借り入れ手続き】申込はネットから可能です。借入の契約に関しては店舗で相談しました。
    【サポート】店舗で相談しましたが、説明はとても丁寧でした。
  • PayPay銀行
    5

    PayPay銀行住宅ローン 変動

    変動金利
    0.500% (2025/12/01 時点)
    • 表示金利は「年0.1%金利引き下げキャンペーン」と「スマホ/ネット/でんき優遇割」が適用されています。借入期間が35年を超える契約の場合、年0.100%の金利上乗せが発生します。
    PayPay銀行の住宅ローンをおすすめしている評判・借り入れレポート
    5 金利が低い点はやはり魅力
    全体的に金利が低い。特にがん50%保障団信を金利上乗せなしで利用できる点は非常に魅力。一般団信はもちろんあるし、保障のオプションとしてがん100%保障団信を選べるなど、金利が低い割に色々と選べるのが良い。またサイトで行えるシミュレーションなども分かりやすいし、問い合わせした際の対応も丁寧だった。

    【金利】多くの銀行の中でも低い。
    【借り入れ費用】特に他と変わりはない。
    【返済】他の金融機関の口座と連携できる。
    【保険オプション】がん保障団信を選択できる。
    【借り入れ手続き】非常にスムーズ。まずはネットで気軽にテストができる。
    【サポート】かなり丁寧で金利の説明も分かりやすかった。

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