EF70-300mm F4-5.6 IS II USM スペック・仕様・特長

• 高速でスムーズなAFを実現する独自の超音波モーター「ナノUSM」を搭載した、EOSシリーズ用望遠ズームレンズ。
• 撮影距離や焦点距離、カメラやレンズの揺れ量などの情報を表示する液晶画面を搭載し、撮影の利便性が向上している。
• シャッター速度換算で約4段分の手ブレ補正を実現。通常撮影と流し撮りも自動で判別できる。

基本仕様

• 対応マウント: キヤノンEFマウント系
• レンズタイプ: 望遠ズーム
• フォーカス: AF/MF
• 詳細レンズタイプ: 望遠ズームレンズ
• フルサイズ対応: ○
• レンズ構成: 12群17枚
• 絞り羽根枚数: 9 枚
• 焦点距離: 70〜300 mm
• 最短撮影距離: 1.2m
• 最大撮影倍率: 0.25倍
• 開放F値: F4-5.6
• 画角: 34〜8.15 度
• 手ブレ補正機構: ○

撮影タイプ

• 望遠: ○

サイズ・重量

• フィルター径: 67 mm
• 最大径x長さ: 80x145.5 mm
• 重量: 710 g

製品特長

[メーカー情報]

特長

高速でスムーズなAFを実現するナノUSMを新たに搭載。ファインダー撮影はもちろん、動画撮影やライブビューによる静止画撮影時に速くてなめらかなAFを可能にします。レンズ上面には撮影距離や焦点距離などの撮影情報を表示する液晶画面を搭載。撮影の楽しさがさらに広がります。光学系はUDレンズ1枚を採用。色収差を良好に補正し高解像感・高コントラストを実現。レンズ外観は洗練された機能美を感じさせるデザインです。

搭載テクノロジー

UDレンズ

写真の色にじみを効率的に除去するUDレンズ。鮮明で美しい描写と、コンパクトなレンズ設計を可能にします。

IMAGE STABILIZER

失敗写真の原因になる撮影時の手ブレをレンズ側で補正する、キヤノン独自のレンズ内手ブレ補正。暗所や手持ちでの撮影にも安心して臨めます。

ナノUSM

キヤノンが開発した新しい超音波モーターです。小型／薄型のチップでありながら、リングUSM同様の高速AFと動画撮影時でのSTM（リードスクリュータイプ）同様の静かで滑らかなAFを併せ持ち、快適な撮影を実現します。

フルタイムマニュアル

オートフォーカスの後、フォーカスリングを回転させるだけで即時にマニュアルフォーカスが可能です。

リアフォーカス

レンズのコンパクト化と快適なAF操作を実現するリアフォーカス方式を採用しています。ピント合わせの際にレンズの全長が変わらないのも特長です。

新製品ニュース　キヤノン、高速AF「ナノUSM」搭載の望遠ズーム「EF70-300mm F4-5.6 IS II USM」

2016年9月15日　13:10掲載

キヤノンは、EOSシリーズ用の交換レンズ「EFレンズ シリーズ」の新製品として、焦点距離300mmまでの望遠をカバーする望遠ズームレンズ「EF70-300mm F4-5.6 IS II USM」を発表。12月上旬より発売する。

2005年9月に発売した「EF70-300mm F4-5.6 IS USM」の後継モデル。同社による独自開発の「ナノUSM」を搭載した2機種めのレンズとなっている。「ナノUSM」は高速AFを実現する超音波モーターで、静止画撮影時におけるフォーカスレンズの駆動速度の大幅な向上と、動画撮影時におけるスムーズでなめらかなAFが可能だ。

また、撮影距離や焦点距離、カメラやレンズの揺れ量などの情報を表示する液晶画面を「EFレンズ シリーズ」で初めて採用し、撮影の利便性が向上した。デザイン面では、本体と一体感のあるフラットなスイッチパネルをはじめ、高級感のある光沢のブラックリングや梨地塗装を施すなど、洗練されたデザインを採用した。

さらに、光学系の最適配置により、従来機種と比較してさらなる高画質を実現。また、特殊光学素子のUDレンズの採用により、色にじみの原因となる倍率色収差の発生を抑制し、画面周辺部まで全域で高画質した。加えて、ISの最適制御により、手ブレ補正効果がシャッター速度換算で従来機種の2.5段から4段へと大幅に向上した。

主な仕様は、レンズ構成が12群17枚、絞り羽根枚数が9枚（円形絞り）、最小絞りが32〜45、最短撮影距離が1.2m（ズーム全域）、最大撮影倍率が0.25倍（300mm時）、フィルター径が67mm。

本体サイズは80（最大径）×145.5（全長）mm。重量は約710g。

価格は72,000円（税別）。