105mm F1.4 DG HSM [ソニーE用] スペック・仕様・特長

• 開放値F1.4の大口径中望遠レンズ。すぐれた光学性能と表現力を提供する「Art」ラインに属する。
• 豊富な周辺光量を確保しながら軸上色収差の徹底的な補正を行い、高い解像力を実現している。
• ケース、かぶせ式レンズフード、フロントキャップ、三脚座、リアキャップ、プロテクティブカバーが付属。

基本仕様

• 対応マウント: α Eマウント系
• レンズタイプ: 単焦点
• フォーカス: AF/MF
• 詳細レンズタイプ: 大口径中望遠レンズ
• フルサイズ対応: ○
• レンズ構成: 12群17枚
• 絞り羽根枚数: 9 枚
• 焦点距離: 105 mm
• 最短撮影距離: 1m
• 最大撮影倍率: 1：8.3
• 開放F値: F1.4
• 画角: 23.3 度
• 防滴: ○
• 防塵: ○

形状

• 大口径: ○

サイズ・重量

• フィルター径: 105 mm
• 最大径x長さ: 115.9x157.5 mm
• 重量: 1720 g

新製品ニュース　シグマ、“ボケマスター”「105mm F1.4 DG HSM | Art」ソニーE用の発売日決定

2018年8月9日　14:25掲載

シグマは、「SIGMA 105mm F1.4 DG HSM | Art」ソニーEマウント用の発売日を決定。8月30日より発売する。なお、シグマ用、キヤノン用、ニコン用はすでに、発売を開始している。

主な特徴として、開放F1.4の大口径中望遠レンズで最高の性能を目指すため、12群17枚のレンズ構成を採用。FLDガラス3枚、SLDガラス2枚、非球面レンズ1枚を含むレンズ構成により、豊富な周辺光量を確保しながら、軸上色収差の徹底的な補正を行い、高い解像力を実現するという。

また、豊富な周辺光量を得るため、レンズ前玉を大口径化。フィルター径を105mmに拡大し、同クラスの製品に対して「圧倒的に豊富な周辺光量を得られる」と説明する。これにより、口径食を抑えることができ、ポートレートなどのボケ表現に適したレンズに仕上がったという。

さらに、Sportsラインと同様に、マウント接合部、マニュアルリングや外装の接合部などにシーリングを施した防塵防滴性の高い構造によって、天候に左右されることなく、さまざまな条件下で撮影が可能。レンズ最前面には、撥水防汚コーティングを採用した。

加えて、専用フードは、一般的に用いられるABS樹脂製ではなく、航空機などの内外装に使用される、ポリカーボネートにカーボンファイバーを含有したCFRP（Carbon Fiber Reinforced Plastic）製を使用。軽さと強度の両立を図った。着脱可能な三脚座はアルカスイスタイプの雲台、クランプに直接取り付けられる。三脚座を取り外して撮影する際に干渉しないように、専用のPROTECTIVE COVERも付属した。

このほか、専用のAF駆動制御プログラムと高速通信により、従来のマウントコンバーター「MC-11」で非対応だった「AF-Cモード」などに対応。「MC-11」と同様に、ボディ内手ブレ補正、ボディ内収差補正機能「レンズ補正」（「周辺光量補正」「倍率色収差補正」「歪曲収差補正」）にも完全対応するとのことだ。

なお、同レンズは、ソニーとのライセンス契約のもとでライセンスを受けた、Eマウント仕様書に基づき、開発・製造・販売されているという。

主な仕様は、レンズ構成が12群17枚、画角（35ｍｍ）が23.3度、絞り羽根枚数が9枚（円形絞り）、最小絞りがF16、最短撮影距離が100cm、最大撮影倍率が1:8.3、フィルター径が105mm。

本体サイズは115.9（最大径）×157.5（長さ）mm、重量は1720g。ケース、かぶせ式フード「LH1113-01」、着脱式三脚座「TS-111」、「PROTECTIVE COVER PT-21」が付属する。

価格は220,000円（税別）。