LAOWA 10mm T2.9 Zero-D VV Cine [ソニーE用] スペック・仕様・特長

基本仕様

• 対応マウント: α Eマウント系
• レンズタイプ: 単焦点
• フォーカス: MF
• 詳細レンズタイプ: 超広角レンズ
• フルサイズ対応: ○
• レンズ構成: 9群15枚
• 絞り羽根枚数: 14 枚
• 焦点距離: 10 mm
• 最短撮影距離: 12cm
• 最大撮影倍率: 0.24x
• 画角: 130.3 度

撮影タイプ

• 広角: ○

サイズ・重量

• フィルター径: 77 mm
• 最大径x長さ: 84.8x72.7 mm
• 重量: 516 g

新製品ニュース　LAOWA、Vista Vision対応の超広角シネプライムレンズ3モデルの受注開始

2025年4月21日　13:00掲載

サイトロンジャパンは、Anhui ChangGeng Optical Technology（Venus Optics）のレンズブランド「LAOWA」より、Vista Vision対応の超広角シネプライムレンズ「LAOWA 10mm T2.9 Zero-D VV Cine」「LAOWA 12mm T2.9 Lite Zero-D VV Cine」「LAOWA 14mm T2.6 Zero-D VV Cine」の3モデルを発表。4月18日より受注を開始した。

Vista Vision（イメージサークル径46.31mm）をカバーする超広角設計のモデル。「RED Raptor 8K VV」や「Alexa LF Open Gate」など大型フォーマットカメラとの高い互換性を実現する。

いずれのモデルも、非魚眼レンズとしては最広角クラスの焦点距離を持ち、狭い空間での撮影やダイナミックなパースペクティブ表現を可能にする。加えて、独自の「Zero-D（ゼロ・ディストーション）」設計により、歪曲収差を極限まで抑え、建築物やインテリア、CG合成など直線を重視するシーンでの高精度な映像制作をサポートするという。

また、前面にフィルタースレッドを備え、NDやPL、UVフィルターなどを直接装着できる利便性を持つ。

■「LAOWA 10mm T2.9 Zero-D VV Cine」

シリーズ中で最も広い10mmの焦点距離を持ち、狭い空間でも圧倒的な広がりを表現できるという。

中心から周辺まで高いシャープネスと低い色収差を両立し、映像全域でクリアな描写を実現。軽量かつコンパクトな設計で、「ジンバルやドローンなど多様な撮影機材との組み合わせにも適している」と同社は説明する。

主な仕様は、焦点距離が10mm、画角が130.3度、レンズ構成が9群15枚、絞り羽根枚数が14枚、最短撮影距離が12cm、最大撮影倍率が0.24倍、フィルタースレッド径が77mm。対応マウントは、Arri LPL、ソニー E、ニコン Z、キヤノン RF、ライカ L。

本体サイズは84.8（直径）×72.7（長さ）mm（Eマウント）/84.8（直径）×46.7（長さ）mm（LPLマウント）、重量は516g（Eマウント）/545g（LPLマウント）。

市場想定価格は380,000円前後。

■「LAOWA 12mm T2.9 Lite Zero-D VV Cine」

Liteモデルとしてさらなる軽量化が図られており、持ち運びやすさと機動力を兼ね備えるという。

主な仕様は、焦点距離が12mm、画角が122度、レンズ構成が9群16枚、絞り羽根枚数が14枚、最短撮影距離が14cm、最大撮影倍率が0.21倍、フィルタースレッド径が77mm。対応マウントは、Arri LPL、ソニー E、ニコン Z、キヤノン RF、ライカ L。

本体サイズは84.8（直径）×78.5（長さ）mm（Eマウント）/84（直径）×47.5（長さ）mm（LPLマウント）、重量は552g（Eマウント）/458g（LPLマウント）。

市場想定価格は330,000円前後。

■「LAOWA 14mm T2.6 Zero-D VV Cine」

T2.6の明るさは低照度環境でも活躍し、映像制作の幅を広げるとうたうモデル。

主な仕様は、焦点距離が14mm、画角が117.8度、レンズ構成が10群16枚、絞り羽根枚数が15枚、最短撮影距離が15cm、最大撮影倍率が0.15倍、フィルタースレッド径が77mm。対応マウントは、Arri LPL、ソニー E、ニコン Z、キヤノン RF、キヤノン EF、ライカ L。

本体サイズは80（直径）×103（長さ）mm（Eマウント）/80（直径）×69（長さ）mm（LPLマウント）、重量は638g（Eマウント）/592g（LPLマウント）。

市場想定価格は330,000円前後。