RF85mm F1.4 L VCM スペック・仕様・特長

• 開放F値1.4による大きく美しいボケ味と画面全域での高画質を可能とする大口径中望遠単焦点レンズ。プロが求める最高水準の「Lレンズ」シリーズ。
• 質量約636g、全長約99.3mmの小型設計で、「EF85mm F1.4L IS USM」と比較して約33%軽量化し、すぐれた機動性を発揮する。
• 質量の大きいフォーカスレンズユニットの駆動に適した「VCM（ボイスコイルモーター）」によるリアフォーカス方式で、すぐれたフォーカシングが可能。

基本仕様

• 対応マウント: キヤノンRFマウント系
• レンズタイプ: 単焦点
• フォーカス: AF/MF
• 詳細レンズタイプ: 大口径中望遠単焦点レンズ
• フルサイズ対応: ○
• レンズ構成: 10群14枚
• 絞り羽根枚数: 11 枚
• 焦点距離: 85 mm
• 最短撮影距離: 0.75m
• 最大撮影倍率: 0.12倍
• 開放F値: F1.4
• 画角: 28.3 度
• 防滴: ○
• 防塵: ○

形状

• 大口径: ○

サイズ・重量

• フィルター径: 67 mm
• 最大径x長さ: 76.5x99.3 mm
• 重量: 636 g

新製品ニュース　キヤノン、開放F値1.4の大口径広角単焦点レンズ「RF85mm F1.4 L VCM」

2025年9月10日　17:05掲載

キヤノンは、「RFレンズ」の新製品として、大口径中望遠単焦点レンズ「RF85mm F1.4 L VCM」を発表。9月27日に発売する。

大口径F1.4と最新の光学設計により、大きく美しいボケ味と画面全域での高画質を生かした、印象的な表現が可能な単焦点Lレンズ。85mmという焦点距離は、被写体に圧迫感を与えず適度な距離を保ちながら撮影ができるため、ポートレート撮影に適しているという。

画質面では、「非球面レンズ」や「UD レンズ」を効果的に配置した10群14枚の光学設計で諸収差を抑制し、「EF85mm F1.4L IS USM」（2017年11月発売）を超える画面全域での高画質を達成。また、特殊コーティング技術「ASC（Air Sphere Coating）」により、画質劣化の原因となるフレア・ゴーストを低減させている。

本体は重量約636g、全長約99.3mmの小型設計で、「EF85mm F1.4L IS USM」と比較して約33％軽量化し、機動性にすぐれる。さらに、アイリスリング（絞りリング）を搭載し、主に動画撮影中の絞りのマニュアルコントロールが可能だ。

「VCM（ボイスコイルモーター）」によるリアフォーカス方式を採用し、すぐれたフォーカシングが可能。EOS Rシリーズの「デュアルピクセル CMOS AF」との組み合わせにより、静止画撮影時には高速・高精度なAFが可能で、動画撮影時には静かで滑らかなピント合わせができる。

動画撮影時のフォーカスブリージングを抑制する光学設計により、「EF85mm F1.4L IS USM」と比較して画角変化の少ない安定した構図での撮影が可能で、本格的な映像制作にも対応する。

主な仕様は、画角（水平・垂直・対角線）が24度・16度・28度30分、レンズ構成が10群14枚、絞り羽根枚数が11枚、最小絞りが16、最短撮影距離が0.75m、最大撮影倍率が0.12倍、フィルター径が67mm。

このほか、本体サイズは約76.5（最大径）×99.3（長さ）mm、重量は約636g。

直販価格は236,500円。