生活家電とひとくちにいっても、家族構成や生活スタイルによって求める機能やスペックはさまざま。さらに、省エネや騒音値などの性能は技術革新とともに年々改良されていますから、進化に応じて選び方の基準も見直しが必要です。
洗濯機
洗濯容量は余裕をもったモデルを
しっかり乾燥したいなら、縦型よりもドラム式のほうが乾燥力が高くなります。つぎに洗濯容量ですが「1人あたり1日1.5s」を目安に、家族構成に合わせて余裕のあるサイズを選びましょう。また、最近の洗濯機はさまざまな機能を搭載していて、こちらも選びのポイント。例えば、洗濯量や回数が多くなる二人暮らしや家族暮らしは「洗剤・柔軟剤自動投入」、一人暮らしは忘れがちなメンテの手間を軽減する「カビ取り」の機能がオススメ。一人暮らし用は2万円〜、二人暮らしは12万円〜、家族暮らしは15万円〜が目安となります。(安蔵さん)
-
一人暮らし
-
二人暮らし
-
家族暮らし
機能で選ぶならコレ!
-
帰宅に合わせて洗濯したいなら、洗剤・柔軟剤 自動投入
帰宅に合わせて洗濯したい、洗剤をいちいち量るのが面倒、という人は洗剤自動投入機能が搭載されていると便利です。(安蔵さん)
-
衣類へのダメージを抑えて乾燥したいなら、ヒートポンプ式
衣類のダメージや縮みを抑えて乾燥したい、という人は、ヒートポンプ式が適しています。少ない消費電力で洗濯物の乾燥ができ、干す手間も省けるので作業時間も短縮できます。
-
頑固汚れをきれいにしたいなら、超音波洗浄機付き
頑固汚れや、しつこい襟汚れをきれいにしたいなら、超音波洗浄機付きが便利。洗濯機に入れる前に汚れた部分を予洗いできます。(安蔵さん)
ほかの条件から探す
-
予算
-
洗濯容量
-
便利機能
掃除機
どの家族構成でもメイン機としても使えるスティック型が便利
最近主流になっているのがスティック型で、それに伴って性能もどんどん向上。メイン機として十分に使えるモデルも多いので、掃除機を選ぶならスティック型がオススメです。一人暮らしや共働きの二人暮らしは仕事が終わって夜に家事を行うことも多いので、騒音レベルの低いモデルを選びましょう。部屋数が多くなる家族暮らしは、軽い力で操作できる自走式ヘッドや運転時間が長いモデルを選ぶと便利です。スティック型の場合はキャニスターより安価なものも多く、どの家庭用モデルも1万円〜から選ぶことができます。(安蔵さん)
-
一人暮らし
-
二人暮らし
-
家族暮らし
機能で選ぶならコレ!
-
外出中に掃除したいなら、ロボット掃除機
外出中に部屋をきれいにしておきたいなら、ロボット掃除機が便利です。帰宅したらすっきりした部屋でくつろげます。(安蔵さん)
-
こまめにしたい人は、ハンディ
ゴミを見つけたらサッと使えるのがハンディクリーナー。アタッチメントでスティック型になるタイプもあるので、こまめに掃除したい人向きです。(安蔵さん)
-
週末に徹底的にするなら、キャニスター
平日は忙しいので、週末に徹底的にきれいにしたい人はキャニスター掃除機。強い吸引力でしっかりと掃除できます。(安蔵さん)
ほかの条件から探す
-
予算
-
タイプ
-
集じん容積
空気清浄機
風量が多いほうが能力を発揮。部屋の広さより少し大きめのものを
空気清浄機はまず適用畳数をチェック。風量が多いほうが換気したあとも能力を発揮するので、部屋の広さより少し大きめのものがおすすめです。もうひとつの選びのポイントは機能。特に部屋が狭い場合は、設置スペースを省ける加湿機能付きのモデルが便利。運転状況や部屋情報が確認できるスマホ連携も最近注目の機能です。一人暮らし・二人暮らし用は1万円〜、家族暮らし用は2万円〜が目安となります。(安蔵さん)
-
一人暮らし
-
二人暮らし
-
家族暮らし
機能で選ぶならコレ!
-
フィルター交換やお手入れの違いで選ぶ
国内メーカーの製品は10年交換不要のフィルターが多いですが、プレフィルターを掃除機できれいにする必要があります。海外メーカーはフィルターを交換すればお手入れいらずですが、そのぶんコストがかかります。(安蔵さん)
-
清潔に保ちたいなら、除菌機能付き
本体を清潔に保ちたいなら、除菌機能搭載モデルがおすすめ。運転後に内部を乾燥させ、カビや臭いを防ぐ内部クリーン機能もあります。(安蔵さん)
ほかの条件から探す
-
予算
-
機能
エアコン・クーラー
APF・省エネ効果が最重要。しっかり確認!
エアコンで注目したいのは省エネ効率がわかる「APF(通年エネルギー消費効率)」と「省エネ評価」。せっかくなので、新調するならば予算の許す限り省エネなモデルを選んでみましょう。一人暮らし・二人暮らし用は7万円〜、家族暮らし用は10万円〜が目安となります。(安蔵さん)
-
一人暮らし
-
二人暮らし
-
家族暮らし
機能で選ぶならコレ!
-
外出先から操作したいなら、無線LAN内蔵
帰宅する前に部屋の温度を調節しておきたいなら、無線LAN内蔵モデルが便利。ペットの見守りなどもできます。(安蔵さん)
-
より省エネを期待するなら、人感センサー
人感センサー搭載モデルは、人がいないときは運転を弱めたり、オフにしたりすることができ、省エネに役立ちます。(安蔵さん)
ほかの条件から探す
-
予算
-
機能
LED
シーリングライト
明るくなるのが早く、省エネなLEDシーリングライト!
LEDシーリングライトなら比較的明るくなるのが早く、省エネ面も安心です。価格が安くなってきたので、取り入れやすいでしょう。最近は調光・調色機能も気軽に取り入れることができます。一人暮らし用は3000円〜、二人暮らし用は4000円〜、家族暮らし用は5000円〜と、全体的に安くなってきています。(安蔵さん)
-
一人暮らし
-
二人暮らし
-
家族暮らし
機能で選ぶならコレ!
-
朝起きられないなら、タイマー搭載モデル
朝なかなか起きられないという人は、タイマー搭載モデルが便利。起きたい時間にセットしておくと自動的に明るくなります。(安蔵さん)
-
明るさを変えたいなら、調光調色機能
明るさや色を変えられる調光調色機能。夜は暗めの電球色で目に刺激を与えず、朝は青白い光で目を覚ますなど、生活リズムを整えることができます。(安蔵さん)
ほかの条件から探す
-
予算
-
適用畳数
ヘアドライヤー
トレンドの低温速乾をベースに、必要な機能を選ぶ
ドライヤー選びは個人差が大きいですが、最近の主流は髪にダメージを与えず、素早く乾燥する「低温」と「大風量」を兼備するモデル。大体の目安は温風温度が100℃未満、風量が1.5m3以上となっています。また、スカルプやイオンなどのヘアケア、置いたまま乾かせるハンズフリーなど、さまざまな機能が増えているので、トレンドの低温速乾をベースに、自分に必要な機能を選びましょう。(安蔵さん)
-
一人暮らし
-
二人暮らし
-
家族暮らし
機能で選ぶならコレ!
-
「ながら乾燥」ならハンズフリー
髪が長くて乾燥する時間が長いという人は、ハンズフリーモデルが最適。付属の自立スタンドで、置いたまま髪をドライできます(安蔵さん)
-
地肌が気になるなら、スカルプモード
地肌に優しい低温の風で、ベタつきや不快感の原因となる頭皮の表面に残った水分を乾かすモード。地肌や皮脂が気になる人に向きます(安蔵さん)
ほかの条件から探す
-
予算
-
機能
LED電球・LED蛍光灯
省エネ性の高いLEDタイプを適した光色で
電球や蛍光灯を選ぶなら、寿命が長くて省エネ性の高いLED。選ぶ際は昼光色や昼白色など、メーカーごとに複数の光色があるので、部屋に合わせて決めましょう。LED電球・蛍光灯は数百円の廉価なモデルから数万円まで、ラインアップは幅広いです。(安蔵さん)
-
一人暮らし
-
二人暮らし
-
家族暮らし
機能で選ぶならコレ!
-
消灯後も安心して歩きたいなら人感センサー
人が近づくと自動点灯し、離れて一定時間経過すると自動消灯する機能。就寝後にトイレを利用するときなど、消灯後に歩くときに安心です(安蔵さん)
ほかの条件から探す
-
予算
-
機能
みんなのリアルエピソード
-
一人暮らし
「夜でも掃除できるうれしさ♪」
仕事が遅くて週末も出かけがち。そんな私の掃除機選びの第一優先項目は「静かさ」でした。騒音レベルにこだわって選んだ結果、夜でも気兼ねなく、スイスイ掃除ができるので快適です♪ (一人暮らし 20代女性)
-
二人暮らし
「初歩的ミス!」
お恥ずかしながら、やってしまいました……。防水パンのサイズ測り忘れ。僕も妻も服が好きなので大きめの洗濯機を買ったら、見事に受け皿に収まりませんでした。もちろん、即買い替えです。 (二人暮らし 20代男性)
-
家族暮らし
「リビングが娘のステージに」
リモコンで光色や光量が変えられる調光機能。何の気なしに導入したのですが、5歳になる娘がもう大喜びで、アイドル気分で毎日熱唱。我が家では、彼女が主役でパパママはすっかり照明係です(^^;) (家族暮らし 30代女性)