SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1：1 VC USD (Model F017) [ニコン用] スペック・仕様・特長

• 35mm判フルサイズ対応のデジタル一眼レフカメラ用90mmマクロレンズ。シャープな描写とともに美しいボケ味を実現。
• 無限遠からマクロ域まで手ブレ補正性能が向上。チリや水滴を防ぐ防じん防滴構造を採用し、レンズ最前面には耐久性にすぐれた防汚コートを施している。
• AF時の合焦速度・精度が向上し、マクロ撮影時に起こりやすい体の前後ブレによるピントのズレにも素早く対応、至近距離での撮影をより快適にする。

基本仕様

• 対応マウント: ニコンFマウント系
• レンズタイプ: 単焦点
• フォーカス: AF/MF
• 詳細レンズタイプ: マクロレンズ
• フルサイズ対応: ○
• レンズ構成: 11群14枚
• 絞り羽根枚数: 9 枚
• 焦点距離: 90 mm
• 最短撮影距離: 0.3m
• 最大撮影倍率: 1：1
• 開放F値: F2.8
• 画角: 27.2 度
• 手ブレ補正機構: ○
• 防滴: ○
• 防塵: ○

撮影タイプ

• マクロ: ○

サイズ・重量

• フィルター径: 62 mm
• 最大径x長さ: 79x114.6 mm
• 重量: 600 g

新製品ニュース　タムロン、フルサイズ対応90mmマクロレンズのリニューアルモデル

2016年2月22日　16:43掲載

タムロンは、35mm判フルサイズ対応90mmマクロレンズのリニューアルモデルとして、「SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD（Model F017）」を発表。対応マウントはキヤノン用、ニコン用、ソニー用で、2月25日より順次発売する。なお、ソニー用は「VC」非搭載となり、モデル名は「SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 USD（Model F017）」になる。

今回発表した「Model F017」は、高い解像力と柔らかなボケ味が特徴の「Model F004」の光学設計を継承し、特殊硝材LD（異常低分散）レンズ1枚とさらに高度なレベルで分散性を補正するXLD（eXtra Low Dispersion）レンズ2枚を採用。また、あらゆる撮影距離で高い光学性能を実現する「フローティングシステム」によって、マクロ領域から遠景まで、クリアで美しい描写能力を備える。

さらに、手ブレ補正機構「VC（Vibration Compensation）」に、角度ブレを検知するジャイロセンサーに加えてシフトブレを検知する加速度センサーを新たに搭載。2つのセンサーからの信号を入力演算し、最適な補正を行うことによって、無限遠からマクロ域まで手ブレ補正性能のさらなる向上を実現。リング型超音波モーター「USD（Ultrasonic Silent Drive）」の制御ソフトを見直すことで、AF時の合焦速度、精度も向上した。

このほか、フォーカスリングとレンズ鏡筒との境界や、各種スイッチ部にシーリングを採用。これまでの簡易防滴構造よりも高いレベルで、チリやホコリ、水滴の侵入を防ぐ。また、最前面のレンズに撥水性・撥油性にすぐれたコーティングを施した。

主な仕様は、レンズ構成が11群14枚、最小絞りがF32、最短撮影距離が0.3m、最大撮影倍率が1:1、画角（対角画角）は、35mm判フルサイズ一眼レフカメラ使用時が27度2分、APS-Cサイズ相当デジタル一眼レフカメラ使用時が17度37分。フィルター径が62mm。キヤノン用の本体サイズは79（最大径）×117.1mm（全長）mm、重量は610g。ニコン用の本体サイズは79（最大径）×114.6mm（全長）mm、重量は600g。丸型フード、レンズキャップが付属する。

価格は90,000円（税別）。