カメラ部門

カメラ部門大賞
- 有効最大2420万画素CMOSセンサー採用のフルサイズミラーレスカメラ
- 上位モデル譲りの高性能な被写体検出AFを搭載
- AF・AE追従で最高約40コマ/秒の超高速連写を実現
王者キヤノンが出し惜しみなしに投入したフルサイズ機の主力モデル
カメラ業界は、外出自粛が求められたコロナ禍の3年間で大きな打撃を受けた業界のひとつだ。外出自粛と半導体不足によって、各メーカーとも新型カメラの生産が上がらず、人気モデルは品不足で売るに売れないという状況も続くなど、状況は悪かった。そんな状況下でも、毎年コンスタントに新モデルを世に送り出し、着実に性能を上げてきたメーカーがキヤノンであり、そのキヤノンが技術の粋を尽くして2022年冬に送り出したフルサイズ機の主力モデルが、この「EOS R6 Mark II」であった。本機は、従来モデル「EOS R6」が2020年8月に発売されてから、わずか2年半ほどでリニューアルされた。「R6」もかなり完成度の高い製品だったが、やや物足りないと思われた部分を刷新し、素早く市場に投入したモデルである。有効画素数を約2010万画素から約2420万画素までアップするとともに、AFシステムを大幅に改良。合焦速度、精度ともに向上したほか、被写体自動検出機能は、従来の「人物」「動物」に加えて「乗り物」にも対応し、その検出精度も向上した。また、連写機能も従来の20コマ/秒から40コマ/秒へと進化。動画撮影に関しても、6Kオーバーサンプリングでの4K/60p動画撮影が可能になるなど、その中身は大きく進化している。こうした数々の高性能を備えつつ、実勢価格は35万円以下に抑えられており、同クラスの製品の中では割安と言っていい状態を維持できたのも評価が高まった大きな理由だろう。
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タイプ | ミラーレス |
レンズマウント | キヤノンRFマウント |
画素数 | 2560 万画素(総画素)/2420 万画素(有効画素) |
撮像素子 | フルサイズ/36mm×24mm/CMOS |
重量 | 約670g(バッテリー、メモリーカードを含む)/約588g(本体のみ) |
レビューピックアップ
さん
R6の弱点を潰し込んだキヤノンRシリーズ初の第二世代カメラ【ホールド感】色んな方が発信されていると思いますが、R6に比べて明らかに指の掛かりが良くなり、より安定してカメラをホールドすることが出来ます。レンズが重く大きくなるほど、その恩恵を受けることが出来ると思います。
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さん
夕方の雨の暗い状況でも、枝の中に隠れる野鳥も簡単に鳥と認識してくれますし、背景にいろいろと入ってくるシチュエーションでも、後ろに引っ張られることなく、捕捉し続けてくれました。評判通りのAF性能です。親指AF使用前提ですが、AIフォーカスはかなり使えると思います。
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レビューデータ
-
評価項目
受賞製品評価
カテゴリ平均値
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デザイン
- 4.46
- 4.52
-
画質
- 4.76
- 4.53
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操作性
- 4.49
- 4.28
-
バッテリー
- 4.36
- 4.13
-
携帯性
- 4.16
- 4.25
-
機能性
- 4.61
- 4.39
-
液晶
- 4.37
- 4.31
-
ホールド感
- 4.74
- 4.41
※2023年11月時点でのデータです。
ヤマ0803さん
何でも撮れる優等生カメラ。EOS RP→EOS R7→本機、という流れで買い替えています。2ヶ月ほど使用し、スナップ、風景、星景、動きもの等、ひと通り撮影した結論としては、どのような場面でも間違いのない描写性能を発揮してくれる、超優秀なカメラという印象です。
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