オーディオ部門
「価格.comプロダクトアワード2016」のプリメインアンプへ
安物買いの反省鳩さん
満足度5
【デザイン】
評価が絶対に割れるなかなか特徴的なデザイン。
【操作性】
リモコンは小さくコンパクト。プリメインアンプに必要な操作も簡単。情報画面は小さいがリモコンから全機能をコントロールできる。
【音質】
音質の評価は無評価とした上で。
出力ラインは
ファンレスPC⇒JAVS X-DDC⇒PMA-50⇒JVC SX-LT55
ケーブルはPCとDDC間はAIMのSHIELDIO、DDCとアンプ間はオーディオテクニカのAT-SA2000同軸ケーブルにて接続。
一聴しての感想は「フルデジタルアンプ」らしい基本スッキリの解像度の高さですが、DENONらしい音はしっかり表現されていると感じました。
高音域の再現力は文句なく極めて高い。DENONらしく低音の力強さももっていて再生レンジの広さはハイレゾ音源の再生にはもってこいでしょう。レンジの広さ故か、中音域が目立たない印象ですが。
びっくりしたのは左右の分離感、ステレオ感が高い事です。デュアルモノラルDACを使っていないですが、これだけ左右のスピーカーからしっかりと音が出せれば、高額なDACを用意しなくても現代的な音なら楽しく聴けるのでは?
ただ、これをやっぱり「フルデジタルアンプ」だ、と言ってしまえばそれまでですが。。。「感動する音」ではありませんでした。ケーブル変更などで調整できるかですね。
PMA-50のUSBDACを使っての音も簡単に感想だけ。
こっちの方がよりDENONな音ですね。低音側が力強いおなじみの感じですが、センター寄りの音ながら、フルデジタルアンプ臭がしません。格安中華アンプとは一線を画す「聴感に訴えてくる」音です。スペックには表れない部分の話になるので、これ以上の感想は控えますが、ご自身の耳で確認してみてください。できればしっかりした視聴室で聞けるのが望ましいのはいうまでもなく。
こっちは「感性を揺さぶる音」と感じました。
このPMA-50はオールインワンで楽しむアンプかもしれません。その方が安価です。PMA-50に音の全てを任せる方向が吉なのでしょうね。
【パワー】
フルデジタルアンプのメリット「高効率」。SX-LT55を余裕で鳴らしますし、省電力で熱もあまり気になりません。
【機能性】
Bluetooth、Advanced AL32 Processing、3段階のゲイン調整。USBはデジタルアイソレーターまで組み込まれ、デジタルアプローチのツボを押さえていますね。尖った遊び心的な機能性はピュアオーディオの世界では要りませんが、そういったものが一つでもあれば面白かったかも。アナログ部分のブラッシュアップに期待します。
あ、縦置き対応はデスクトップオーディオにはありがたいですね。
【入出力端子】
デジタル2系統、同軸1系統、RCA1系統、USB。AVアンプと比較すると分が悪いかもしれませんが、これだけあれば十分と思います。欲を言えば同軸2系統欲しかったですが。
【サイズ】
プリメインアンプと考えると十分コンパクト。ただ、最近このジャンルのプリメインアンプは小型化が著しいので、特別サイズ感に優れているとは思わない。
ピュアオーディオのプリメインアンプであれば、文句なくコンパクト。
【総評】
これはもしかしてフルデジタルアンプのエポックメイキングになるかもしれません。経路次第ですがフルデジタルアンプ臭のない、味のある表現が出来ていました。その音が良いかどうかは皆さんにお任せの世界ですが、ようやくアナログアンプの土壌にデジタルアンプが上がれたのではないかと感心しました。
ン十万のアナログアンプには敵いませんとか言いますが、個人的には商品に出したお金に対して、どれだけ満足できるかだけの話です。
PMA-50の価格、機能、入力系統数、サイズ、そして立ち位置。それらを換算して十分私はお釣りがくる満足度を得れました。DENONさんは国内で数少ない大手オーディオメーカーになりつつあり、しかしこういった製品をリリースされたのも時代の流れとは思います。そろそろ避けて通れないと覚悟を決めて商品化されてきた勇気に、5点満点です。
投稿日:2015/01/17 11:24:19
とんちんくんさん
満足度5
量販店内にあるオーディオショップで、本機と候補のスピーカーを取っ替え引っ替えしてもらい音を確認した上で、スピーカーと同時購入しました。
購入から、2週間ほどたちましたので、簡単に投稿したいと思います。
ただし、オーディオに関しては、まったくの初心者ですので、個人的な感想です。
【デザイン】
非常にシンプルで良いです。
MACBOOK PRO とUSB接続してならしていますが、筐体のアルミの感じ、フロントのつやありブラック、側面のつや消しブラックがそれぞれ、MACBOOK1 PROのスクリーンのふちのつやありブラック、キーボードのキーのつや消しブラックとそろっており、デスクにPCと置くと統一されていて、非常に良い感じです。また、MACBOOK の筐体のカーブと、PMA-50の筐体のカーブがほとんど同じです。
センターのボリュームつまみも、アンプは、シンプルに”音を増幅するもの”と言っているように、存在感があり、気に入っています。
同時に、購入したCM1 S2 ブラックとも、統一感があり、まずは、外見だけでも気に入っています。
【操作性】
いたってシンプルです。
ケーブルを接続して、ソースを選んで、ボリュームを上げるだけです。
セットアップでトーン調整ができたりしますが、リモコンで簡単です。
Bluetoothも簡単に接続できます。USBでならしているときに、iPhoneをBluetooth で接続すると、自動的に、入力ソースがBluetoothに切り替わり鳴りだします。ボリュームは、iPhone側でも調節でき便利です。
【音質】
音質については、初心者にて、単なる感想です。また同時に購入したCM1S2によるものか、本機によるものなのか、経験不足につき、分解できませんので、このセットでの感想になります。接続は、主に、MACBOOK PRO(iTunes) => 付属のUSBケーブル => PMA-50 => Audioquest ( \1000/1m) ケーブル => CM1S2 で、少なくとも50時間は、すでにならしております。また、アルミでできたSPスタンドにのせています。
スピーカーの特性によるところが大きいのだと思いますが、高音は、非常に繊細・透明ですっきりしています。細かい音がつぶれずに残っている感じです。とくに、うるさく耳につくこともありません。
ボーカルは、よく再現されているように思います。
KAREN SOUZA等は、ボーカルが浮きでます。
低音も十分で、ボアボアなることも聞く限りありません。
今まで、聞こえなかった音が聞こえるようになりました。また、左右の音の分離、いろいろな楽器の音の分離がよく、ひとつひとつ集中して聞くと、本当に小さい音で鳴っている楽器の音も聞こえます。
Bluetooth接続にすると、明らかに音が悪くなります(設定による?)。同一ソースをMACBOOK-USBとiPhone-Bluetooth で聞き比べました。
すこし曇るような感じがします。
テレビから、光ケーブルで、PMA-50 につないで見ましたが、かなり良好です。上には上があるのだと思いますが、人の声もクリアに自然に聞こえ、効果音は、迫力満点です。
【パワー】
CM1S21を十分鳴らしています。 ボリュームを上げても、破綻することはありません。
【機能性】
十分です。他の機能は、必要ないかも。このシンプルさが良い。
【入出力端子】
本当によく考えられており、必要なものが必要なだけついています。
【総評】
スピーカーと同時購入のため、音についての評価がどちらのものによるのか、自分ではよくわかりませんが、少なくともCM1S2との組み合わせは、かなり良いです。同時に、ELAC BS263、BS312 や、同価格帯のDYNAUDIOやDALIも鳴らしてもらいましたが、この組み合わせが最も好みでした。機能的には十分で、コンパクトなので設置に場所を選ばす、デザインもシンプルかつMACBOOKによくあい、高級感こそありませんが、音も見た目同様すっきりしており、大変気に入っております。
音楽を聴いているだけで、テンションがあがる、非常によい買い物でした。
投稿日:2015-01-26 22:35:17
アリナミンV2さん
満足度5
これまで、パソコンの内部に、サウンドカードを入れて使っていました。
CREATIVE社のPCIe Sound Blaster Recon3D r2 SB-R3D-R2という製品でした。
パソコンでも、もっと高音質がほしい!というか、従来の音に飽きてしまい、違う音がしてももうちょっとレベルアップした音質がほしいなぁ、と思い、パソコンのUSB-DAC化を調べ、いろいろ検討した結果、スピーカーとヘッドホンの両方に対してアンプがあり、メインのアンプはフルデジタルということで、自分の望んだ環境に対してニーズに合っていると考え、コレを買い。
セットアップはWindowsに慣れている人間なら簡単でした。特に迷うこともなくメーカーサイトからドライバーソフトをダウンロード。
すぐセッティングは完了。PC筐体のヨコに、縦置きして設置。これは以外にもありがたい。縦置き、横置きどちらでもイケる。
音は、意外にも、フルデジタルアンプということで、もっと硬質で機械的な音がするものかと期待していたが、良い意味で裏切られました。
まったくドンシャリのような音ではなく、フラット。
それでいて全域音がめちゃくちゃなめらか。高音もシャリつかないようにパワーを安定させてスーッときれいに伸び、耳に刺さるような変な強調など一切なし。
低音も違和感なし。中音なめらか。硬くて冷たい音ではなく、もっとやさしくて、適切な温度感で疲れません。
筆者は、SHARPの1Bitデジタルオーディオなる、Auviというブランドで過去にデジタルアンプ式のMDプレーヤ(MD-DS8)とコンポを買ったことがあります。その音は、非常に硬質でデジタル的な音でしたが、あの超絶クリアーで聴き疲れはありましたが独特の音は本当に好きでした。
そういうイメージで、デジタルアンプとは良いものだと勝手に認識しています。
(アナログアンプのほうがお金を積めば圧倒的に空気感を再現して雰囲気の良い音をだすよ、という上級者からのアドバイスは、それは貴重な意見です。)
とりあえず、安定性、製品の品質、音質どれをとっても、自分にはケチがつけられないというか、欠点がどうしても見つけられない。完成度の高い商品のように思えます。安定して稼働しています。
唯一、言うとすれば、筐体を触ると結構あったかいです。もうちょっと発熱は少ない方がいいのでは?
むしろトナリのパソコンのほうが涼しく稼働しています。
実は、CREATIVEのサウンドカードも音は悪いとは言えなかった。DENONのコレに比べれば、音はザラツキ、ドンシャリ傾向であったと気づかされますが、意外にも安いサウンドカードでもそんなに不満というわけではなかった。
意外にも、PMA-50は期待していたデジタルっぽい音はせず、アナログとかデジタルとか、自分の耳で判定することができません。そういう普通の音がしています。
しかし従来の環境に戻したり、同じ音楽ソースでもPMA-50で聴くのとIpodで聴くのでは音質がPMA-50の圧勝。
特定の音域を強調したりそういう小細工は一切やっていない。単純に正確に音を増幅して原音忠実に再現してくれる感じ。
値段と性能のバランス。USB-DACでパソコンオーディオを構築するときにこのPMA-50よりフィットした製品が他にありましょうか?
今後、他社からコレと同じようなコンセプトの商品が出てくることを祈ってます。
ちょっとパソコン部品として考えると高価な買い物となりますが、パソコンというものは、4k液晶ディスプレイなどはどんどん大型で美しく進化しますが、音質は進化の波から取り残された領域のように感いていました。
パソコンの音を一段レベルアップさせるためには、今後USB-DACは必須となってくるでしょう。
ハイレゾ対応ならば高性能サウンドカードでもなかなか良い音がするはずです。自分は安めのサウンドカードでも別に不満はなかった。
とにかくPMA-50の音は変えた瞬間に、「うわああ!!!すげえええ」という感想ではなく、第一印象は「あれ?これがフルデジタル?普通の音がするぞ?」
で、以前の環境に戻すと、ドンシャリはもうやめてくれ!となる。
PMA-50 はとてもフラットで優しい音で、違和感ゼロ。質さえ良ければドンシャリ系の音もほどほどならば刺激が強くて元気が出るものなのですが、ずーっと聞いていると疲れやすいでしょう。
フラットで普通の音がするけど、他と比べたらやっぱり安定していてパワーがあり、原音忠実で素直。
パソコンでもハイレゾで一段レベルアップした音がほしい、という当初の願いを完璧にクリア。
うまく言えませんが、本当に良い長く使える製品というのは、「これこれこういう理由で、ここがいいよ!」という良い点を挙げるというよりも、悪い点が無い、という感想になります。
人間は、悪いところがあると、そればっかり気になって、他に良いとっころがあっても、それよりも悪いところがあるから変えたい となります。
PMA-50は悪いところが見当たりません。それでいてインタフェース等、使い勝手が良く、自然と自分の生活に入ってきて違和感なくパソコンのヨコに収まっています。
まるで狭い場所にすっぽりとはまって動きたがらない猫のような状態に。
こういう製品は長く活躍してくれそうです。あとは、壊れないで何年も安定稼働してくれれば。
投稿日:2015-10-16 18:48:22
DENON
定格出力:35W/8Ω/70W/4Ω 対応インピーダンス:8Ω/4Ω 再生周波数帯域:20Hz〜96kHz アナログ入力:2系統 アナログ出力:1系統
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