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総評・受賞製品一覧

各メーカーのしっかりした「モノ作り」が高度に結晶した製品が、ユーザーにも高く評価された

今年2018年の「価格.comプロダクトアワード」の選出製品のラインアップを見て、まず思ったことは「実に妥当な製品がユーザーにしっかり評価されている」ということだった。逆に言えば、意外な高評価のサプライズ製品がほとんど見当たらなかったということでもあるが、それだけ、一般消費者の製品に対する選別眼が高まってきており、「クチコミなどで高く評価されている“定番モノ”を買って、間違いのない買い物ができてきている」ということの現れでもあるのだろう。

たとえば、タブレット部門で大賞となったアップルの「iPad 9.7インチ Wi-Fiモデル 32GB 2018年春モデル」などは、皆さんご存じの通り、タブレットの中では定番中の定番製品であるが、意外なことに本アワードでは、2011年に「iPad 2」が選出されて以来、実に7年ぶりの大賞選出となった形だ。これまでももちろん評価自体はされてきた「iPad」シリーズではあるが、コストパフォーマンスなどの面で、競合するAndroid系タブレットに押され気味という時代が長く続いた。しかし、今回大賞に選出された「iPad 9.7インチ Wi-Fiモデル 32GB 2018年春モデル」は、性能・コスパともに納得のいく内容となっており、ある意味では、低価格で買える「iPad」シリーズの集大成とも言える製品となった感が強い。そこが多くのユーザーに評価されたものだろう。

同様の傾向は、ほかにも見られる。たとえば、映像部門で大賞に選出されたソニーの4K液晶テレビ「BRAVIA KJ-49X9000F」も、これまで同社が着実に積み上げてきた高解像技術や、倍速技術などが高度に結晶した製品である。今や、有機ELテレビが話題の中心ではあるが、まだまだ主流は液晶テレビであり、その中でも技術が熟成されきった本製品のようなプレミアム液晶テレビは、有機ELテレビに比べてコストパフォーマンスが非常に高い。

生活家電部門で大賞に選出されたダイソンのスティック型掃除機「Dyson V10 Absolutepro SV12 ABL」なども同様だ。同社のスティック型掃除機は、価格.com上でも常に人気の中心であるが、この「V10」に関しては、同社創業者のジェームス・ダイソン氏が「もうコード付きクリーナーを開発する必要はなくなった」と豪語するほどの完成度の高さを誇る。実際使ってみたユーザーの評価も上々で、従来機で指摘されていた欠点の多くが解消されており、パワフルで使いやすく、バッテリーも持続する。価格こそ少々高いが、すでにダイソンのクリーナーの良さは多くの日本の消費者の知るところとなっており、そのブランド力は確固たるものとなっている。

カメラ部門大賞のソニー「α7 III ILCE-7M3」も、本格ミラーレスカメラにいち早く舵を切ってきたソニーが、これまでに蓄積した技術力を結集させて作ったフルサイズカメラとして、多くのユーザーの支持を得てきたし、自動車部門で大賞を受賞したマツダのSUV「CX-8」も、同社がここ数年培ってきたクリーンディーゼルエンジン技術を中心とした「走る愉しさ」を高次元で結晶させた製品として高評価を得た。いずれも、目新しさではなく、各メーカーが確固たる信念に基づき、数年レベルの時間をかけて磨き上げてきた製品ばかりだ。過去数年間、コスパ重視感が強かったジャンルでも、今年は、性能・スペックを重視した製品が評価される傾向が出ており、どの製品を見ても実に納得感が強い。

そのほかの製品についての詳細は省くが、上記の例からも見て取れるように、今年の「価格.comプロダクトアワード」で大賞に選出された製品のほとんどは、各メーカーが数年をかけて磨き上げてきた技術が高次元で結晶した、ある意味「決定版」的な意味合いを持ったものばかりだ。いずれも、単純なコストパフォーマンスを追い求めるのではなく、納得いくスペックと仕上がり、デザインを持った、本格的な製品でありながらも、価格はかなりリーズナブルに抑えたという印象が強い。「これならユーザーの評価が高いのも十分納得」という製品が多く選出されたことは、純粋に、消費者の製品に対する選別眼が確実に上がってきたことの現れと言えるだろう。

株式会社カカクコム
執行役員
価格.com本部副本部長
鎌田 剛

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