空調家電部門

今年2024年は「物価高」が大きな話題となった年だった。夏場に需要のピークを迎えるエアコン市場も同様で、年初1〜3月くらいに発売された最新モデルの販売価格が5月くらいまでは高止まりする傾向にあった。しかし、その後、需要と供給のバランスからか、6月に入ったあたりから一気に値下がりするモデルが続出。本モデル「白くまくん RAS-AJ22R」は、まさにそんな一気に値下がりして一気に人気を得た製品の代表格と言える。
6月中旬までは5万円以上の最安価格をつけていたが、6月末には一気に45,000円を割り込み、同クラスでも割安な部類に。ちょうど猛暑が始まった時期に重なったこともあって、価格.comの「エアコン・クーラー」カテゴリでは、しばらく売れ筋No.1の座を維持し続けた。もともと、本モデルは、冷房・除湿運転後に自動でエアコン内部を乾燥する「エアコン内部クリーン」を搭載するなど、同クラスの中でも機能性では高め。それが価格的にもお求めやすいゾーンに入ったことから、この夏一番の高コスパエアコンとして高い評価を呼んだ。