中古で購入して四年八ヶ月ほど乗りました、購入したときの走行距離は28000キロくらい、今は78000キロです。
今でも乗るたびに楽しくなる良い車だと思いますが、良い点悪い点が見えてきたので再レビューします。
【エクステリア】
全体的に塊感があり、特にリアからのどっしりと踏ん張った様な眺めが好きです。サイドは特にプレスラインが凝っている訳ではありませんがメッキライン入りのドアモールで高級感もあり、太めのCピラーで重厚感とスポーティーな雰囲気もあってお気に入りです。
しかしFFベースのためフロントオーバーハングが長く、今では小さい17インチホイールのためアンバランスなボディースタイルで
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す。
フロントの顔つきも当時のホンダ顔で安物な感じはしないですがあか抜けていません。好きなんですけどね。
特筆して言えるのが塗装の出来の良さです、超高外観塗装とうたっているらしくクリアを2回施すなど今まで乗ってきたどの車よりも塗装の耐久性、厚みが優れていると思います。
新車で買えば600万円もするのにパッと見ではそんな風に見えないのがよくも悪くもこの車の販売台数に繋がっていると思います。
【インテリア】
本革シートはヒーターもクーラーも付いていて夏も冬も快適です、パンチングレザーなのであまり蒸れることもないです。質感はアメ車っぽくフカフカ系です、もうちょっとしっかりサポートしてくれたほうが良いと思いますが長時間乗っても比較的疲れにくいシートです。
オプションでウッドコンビステアリングも付いていて上級グレードのアドバンスhighパッケージなのでハンドルの表面すべてがボタンにおおわれていてワクワクします。ドアトリムにもパンチングレザーが施されていて質感もよくたっぷりと広い肘置きがインテリアで一番のお気に入りです。
不満としてはエアコンの風量調節のボタンがダイレクトになく、マルチをエアコンの操作画面に一旦切り替えてからダイヤルで調整しなければいけなく毎回となると面倒です。
今では慣れて画面を見なくても操作できるようになりましたが後期モデルでは風量調節ボタンが追加されているので皆さん不満だったようです。
【エンジン性能】
購入した当初から性能は衰えておらず、余裕のパワーがあります、しかし車重が1800キロもあるので出だしは鈍重です。踏めば瞬間的にスタートダッシュはしてくれるのですが2500回転くらいまでのトルクが薄く、国産初の300馬力!って言われても肩透かしをくらいます。
本領発揮は中間加速で、高速の追い越しや急な坂では思い通りに加速します。
エンジン単体で見ればスムーズで静かで踏めば期待に応えてくれる、たまにしか使わないけど刺激的な高回転など廃車になるまで思う存分楽しみたいと思います。
【走行性能】
SH-AWDという前後左右に駆動トルクを配分するシステムが乗っかってます。
メーター内にどのように配分しているかインジケータが表示されるのですが、雨のなか全開加速すると面白いように細かく制御されていてどのタイヤもスリップすることもトラクションコントロールでパワーを絞ることもなくまっすぐ矢のように突き進みます。
横置きのV6.3500ccでかなりのフロントヘビーなのですがカーブでアクセルを踏んでいけば内側後輪には0%外側に100%といった制御になりなんとも言えないオンザレール感があり、安心してコーナーを抜けることができる。
悪い点として高級車としての装備品で重たくなり、この四駆の装置でさらに重たくなり、アルミ素材をボンネットからフェンダーやトランクパネル、サブフレームからアーム類まで頑張って使っているのはわかるのですがそれにしても車重が重たすぎる。
高級外車のようにオールアルミボディーなんでできないのはわかりますが全てが中途半端なものに、二兎追うものはなんとやらです。
結局日本の公道で能力を発揮することがほとんどありません。
【乗り心地】
これに関しては文句のつけようがありません、好みの問題もあるとおもいますが柔らか過ぎず固すぎず絶妙な乗り心地です。
先ほどあげた重たい車重が乗り心地に関しては良い方に向いていて、アルミ素材を使った足回りのアーム類のおかげかどうかわかりまさんがバネ下重量も軽く?ホンダにしてはよく動く足だと思います。
高速走行で乗り心地が良いというのはある程度の価格の車ではよくあるのですが低速時でも突き上げ感の少ないところがよいです、それはタイヤの銘柄にもかなり左右されるところではありますがこの乗り心地がこの車で一番のお気に入りです。
【燃費】
街乗りだけだと6〜7キロ、高速兼用で8〜9キロ、高速オンリーで11〜12キロあたりです。
納得して乗っているので仕方ないなと思っているのですが正直このご時世では辛いです。
【価格】
新車価格はメーカーオプションてんこ盛りで600超えの車ですが、4年落ちで格安で購入できたのでとてもお買い得でした。
なんでこんなに高いのかというとやはり全車標準装備の複雑な四駆システムだと思うのですが、これがなければさらにぱっとしないデカイFFセダンとして誰の目にも触れずに終わっていたと思います。
所有しているからこそ分かる値段なりの良さもあります、シートクーラーだったりパワートランクだったり今では当たり前のレーンキープ付きのクルコンだったり、上級セダンとしての装備もしっかりついています。
【総評】
結局は狙ったターゲットを掴みきれずに残念な結果になったと思いますが、当時のホンダの技術や装備の全てが注ぎ込まれたハイテク上級セダンとゆうことで、自分のような機械好き、ホンダ好きにとっては最高の一台です。
好きな車なので長々と書いてしまいましたが自分のように、中古で購入しようとしている人の参考になればと思います。
欲しいものがすべてそろう、ラーメンでいう全部乗せってとこでしょうか。
自分にとっては傑作です、お見事。