【エクステリア】
良くも悪くも外連味の無い、まさにザ・セダンという感じ。
写真で見ると何ともつまらないフツーのクルマですが、実車は結構凝った曲面で構成されているのと、大柄なボディサイズも相まって結構な存在感。
Hondaのフラッグシップモデルならではのエグさが欲しい所。
マイチェン後の後期モデルはその点、程よいエグさがあって良いいと思います。
まあでも乗ってしまえば見えないし、敢えて買い替えるほどの違いでもありません。
【インテリア】
今となっては若干のクラシカルさは感じますが、いまどきのタブレットを貼り付けたようなタッチパネルデザインとは違った趣があって寧ろ新鮮
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プログレッシブコマンダーの操作はタッチパネルと比べて手元で完結出来て好きですが、下側のぶるぶるタッチパネルは決して使いやすいとは言えませんね。
本革内装の仕立ては本物のステッチがあしらわれていて、本革シートもたっぷりしていてコストが掛けられている感があります。
メーターも全面液晶では無くリアルな針が物理的に動くタイプなのが嬉しい。
【エンジン性能】
NSX同等のシステム(ターボ無し)なだけあって凄まじいパワー。
まったく必要ないほどの動力性能ですが、そういう無駄…余裕こそがフラッグシップたらしめるのでしょう。
余裕がありすぎると不思議と飛ばす気にならないもので、のんびり、ゆったりとした運転スタイルになっています。
【走行性能】
ハンドリングは盤石のひとこと。
タイトなワインディングもみずすましの様にスイスイクリアしてしまうのは痛快。
とても5メーター級の大柄ボディを操っているとは思えない軽快さ。
【乗り心地】
車重がそれなりにあるので、乗り心地は重厚。
結構な扁平タイヤなのに不快な硬さは感じませんが、トヨタの同クラスセダンから乗り換えたら相対的に硬いと感じるのでしょうね。
ロングドライブはいくらでも走れてしまう位快適です。
【燃費】
チョイ乗りが多いとハイブリッド車のメリットが見出しにくいが、ロングドライブに出るとリッター15キロ近く走るのはありがたい。
踏み込みに対し抵抗して返すエコペダル機能も多少は寄与しているのでしょう。
3.5リッターV6エンジン搭載の四駆として考えれば文句なし。
【価格】
10年前で720万円という事は、今なら800万円オーバーでしょうね。
装備を鑑みたら相当頑張ったプライスタグを掲げていたと思います。
【総評】
ライバルのフーガがいなくなり、クラウンはまったく別路線で独自の道を歩んで行ってしまったので、ライバル不在で唯我独尊な立ち位置のセダンとなってしまっていました。
Hondaの事だからまたいつかシレっとレジェンドを復活させるような気がするので、それまで辛抱強く乗り続けるつもりです。