【エクステリア】
ぱっと見にはベースのA1と比べてもよく解らないくらい大人的デザイン
【インテリア】
黒ベースに赤と黄色の注し色を加えた派手ではないけど上品なデザイン。
操作系はさすがにベース車両の開発年次が古いため、少し古臭さは否めない。6.5インチのナビ画面、タッチパネルでは無くロータリーダイヤルを基本とした昔ながらの操作方法等。オートエアコンではあるものの、温度設定がダイヤル印字式の1℃刻み。加えて温度調整が寒すぎの暑すぎ。年間を通しての温度設定が出来ず、その日によって必ず温度調整をしなければいけない。
シートはヒーター付きナッパレザー製ですが肌触りも良く、また体にも良くフィッ
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トして疲れ知らずです。またボディー同色のシートバックがテンションを上げてくれます。
【エンジン性能】
必要にして十分。ただ4WDということもあり超絶にトラクションしてしまうため、231PSでもジャジャ馬感はあまり無く、少々物足りなさも感じます。300PSくらいあるともっと楽しいかも。
ノーマルマフラーでもダイナミックモードにするとそこそこ心地良い室内音なので、マフラーの交換は迷うところです。バランサー付きのため不快な振動も少なく非常にスムースに気持ちよく回ります。EA888系のエンジンで、ゴルフGTI,R、アウディS3等とベースを同じくするエンジンですが良いエンジンですね。
【走行性能】
車両寸法の割に重量が1380Kgと少々重めですが、現代の重くなってしまったスポーツ車達と比べればこんなものかも知れません。昔乗っていたランチアデルタが1300kgほどでしたので、非常に雰囲気は似ています。ただボディ剛性と低速からのエンジントルクはけた違いですが。FFベースの4WDですのでアンダーステアが強そうですが、アクセル一つでぐいぐい曲がります。そのへんもデルタそっくりです。ハンドリング特性についてyoutubeの雪上走行動画を見ていただくのが一番わかりやすいかも知れません。
6MTですが、FR車のようなガッチリ感やショートストロークではありませんがフィーリングは悪くないです。FFベースのワイヤーコントロールですが、重すぎず軽すぎず「サクッ、サクッ」と言う感じで入ります。
【乗り心地】
電子制御サスということもあり、こまめに調整してあげれば乗り心地は非常に良いです。街中では効率モードやオートモードにすればスイフトスポーツやアバルト595よりも全然しなやかです。
【燃費】
9〜14Km/Lくらい。アイドルストップを停止させているため、2Lターボとしてみればこんなものかと。
【価格】
MT車の総数が減っているため、やはり割高感を感じます。これからもMT車が減ることはあっても増えることは無さそうなのでMT好きには受難の時代になってしまいました。
【総評】
仕事や実用で乗るならATだし、今やレーシングカーもセミATになってしまいMT車の存在意義が薄れてきてしまっていますが、やはり自分の意志でエンジン回転の一番美味しいところを使えると言った意味ではMT車の優位性はあると思います。
久しぶりにMTのスポーツタイプに乗りたくなり、MINI、アバルト、プジョー208、DS3、スイフトスポーツ等と検討して最終的にトラクション性能でS1を購入しましたが大満足です。
少し高い車ですが、あまり人気が無いのか他FF車達と比べると相場があまり変わらないので雨の日雪の日乗られる方はこのS1をおすすめします。
アウディと言ってもフォルクスワーゲンとの共通部品も多く、所詮ワーゲンかと思っていましたがなかなか良い車を作りますね。今後日本向けでMT車の販売は無くなるでしょうけど私は最後に間に合って良かったです。乗れる限り乗り続けたいと思います。