第二子が生まれたことをきっかけに、ファミリーカーとして中古で購入しました。
約3ヶ月1200km乗った感想です。
【エクステリア】
フロントマスクは一昔前のホンダ。スポーティさ(カッコイイ路線)が強いなとも思う。今のホンダのような親しみやすい可愛らしいデザインが好きな人には刺さらないかもしれない。
私が一番好きなのは横から見た時のフォルム。全長4600mm超えながら車高は1540mmと低いステーションワゴンらしいサイズ感で、流線型で角の無い伸びやかなシルエットは何度見ても美しい。
【インテリア】
これはやや不満点が多い。
RSなのでシートや質感など内装デザインは良いと思う
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。しかしフロントガラスのカメラ位置が悪い。なぜそこに取り付けた?というような中央やや右寄り、丁度運転中に信号を見ると重なりそうな位置にある。せめて着けるなら助手席側だろうと言いたい。
慣れれば気になってこなくなるが、社用車やレンタカーでプリウスやカローラなどに乗ると、車高がジェイドより低いのに上方視界が広く感じて驚いた。意識してないつもりでも、無意識でカメラを邪魔に感じていたのだろう。
また小物入れが少ないのも残念。運転席と助手席の間の肘置きは中にリチウムイオンバッテリーが詰まっており、小物入れがない。肘置きの上に充電ソケットとスマホを置きがあるくらい。あとはドアポケットで何とかするしかない。
ただ、最初に書いた通り質感はかなり高い。RSはややスポーティよりなので樹脂がメインだが、コンソール付近はギザギザとした模様が入っておりこだわりを感じる。要所要所に使われている合皮は手触り良く、ライトは明るくボタンは押しやすいし、メーターモニターは大きく見やすい。
また、後席はかなり広く、チャイルドシート2つ設置しても真ん中に買い物袋を置けるほど余裕がある。前席との間隔も広いので、子どもが足で前席を蹴ることもない。
荷室はステーションワゴンらしく広大かつ地上高が低いので、スーツケースなどの重い荷物の載せ降ろしも楽。何よりリアゲートがほぼ真上に上がるので、後ろ側のスペースが狭くても開けられるのが何気にありがたい。
【エンジン性能】
今回はハイブリッド車としての評価。
明確なライバル車のプリウスαが1.8L直列4気筒+モーターなのに対し、ジェイドは1.5L直列4気筒+モーターとやや小ぶり。5ナンバーサイズの一回り小さいステーションワゴンであるシャトルとほぼ同じエンジンを積んでいる。
直感的にパワー足りるの?と心配だったが、乗ってみると杞憂に終わった。
出足はモーターメインでゆったり滑らかにスタートし、10km/hを超えるあたりでメインはエンジンに切り替わりモーターはアシストになる。そこからは踏めば踏むだけぐんぐん加速していく。80km/hを超えて高速域に入っても、モーターのアシストがあるからか余裕を感じる。60km/以下くらいでアクセルペダルを離すか弱く踏むくらいだとバッテリーのみの駆動に切り替わる。この切り替えも自然で嫌なガクつきはない。
ちなみにエンジンを高回転させるとハイブリッド車とは思えないような、低く腹に響くようなエンジン音とともに加速する。これは仮にもミニバンとして売り出した車のエンジン音ではないと思う(褒め言葉)
【走行性能】
これは本当に文句がない。
出足のゆったり感は人によっては遅いと感じるかもしれない。しかし私は発進時にぐんと加速する車より、こういった滑らかにスタートする車の方が好みだった。
ゆったり発進してしっかり中速域まで加速して、またゆったり減速して止まる。同乗者もジェイドは酔いにくいと言っていた。
車高が低く車重も1.5トンあるので横風に煽られることはほとんどない。
用事でちょくちょく名阪国道を通るが、あのくねくねしてアップダウンが大きい整備の行き届いていない凸凹道でも、コーナーで振り回されたり坂道で急加減速したり凹凸で跳ねたりすることもなく、危なげなく走破できる。
【乗り心地】
静粛性が高く、多少の路面の凸凹ならいなしてくれるのでとても快適。ホンダ車は硬いと言われるが、私は路面状況が不快感なく身体に伝わってくるホンダ車の乗り心地はかなり好感を持てる。ジェイドはホイールベースが長く、タイヤも18インチとデカいので尚更その良さが出てくるのだと思う。
【燃費】
8月〜11月の3ヶ月間の平均は15km/L。満タンで航続可能距離は500km程度。ライバル車のプリウスαには負けると思うが、悪い数字ではない。
乗り方としては平日は往復20kmの通勤と子ども1人の送迎、祝日は未就学児2人と妻の4人で往復20〜30kmの買い物やレジャー、月1くらいで80km〜の高速道路を使用した中長距離運転をしている。
【価格】
新車時は本体価格300万、乗り出し350万程度だった模様。
私の買った中古車は下記のスペックで本体価格200万、乗り出し215万でした。
・2019年後期型ハイブリッドRS
・走行距離30,000km
・修復歴なし(小キズ、バンパー交換はあり)
・禁煙車
・前後ドラレコ、ナビ付
新車販売時は不人気車だったため値落ちも大きく、程度の良い個体が割安で買えました。
ただ弾数が少ないため(後期型は特に少ない)奈良から日帰りで行ける範囲で探しても、2〜3台しか見つからず複数から比較して良い物を選ぶということは出来ませんでした。
たまたま同じ中古車屋にほぼ同価格同年式のハイブリッドRSとハイブリッドXがあり、横並びで見れたのは凄い偶然だったと思います。
【総評】
不人気車だった理由は発売時期やライバル車の存在、売り方の問題など色々あると思います。もちろん車自体のネガ、特に内装などには不満点もあります。
しかしそれを含めても、中古市場で200万で買えるのらお買い得だと思います。
国産ミドルサイズステーションワゴンが絶滅寸前の今、立体駐車場にも停められるファミリーカーとしてジェイドは良い選択肢になり得るのではないでしょうか。