ケーターハム
スーパーセブン2020年6月5日発売
ニューモデル
ケーターハム セブン 2014年モデル
676〜1116 万円
5.00
(2件)
ケーターハム スーパーセブン 2020年モデル
621 万円
―
(0件)
ケーターハム セブン 2000年以前のモデル
― 万円
5.00
(1件)
ケーターハム スーパーライト 2011年モデル
513〜870 万円
―
(0件)
ケーターハム セブン
5.00 (3件)
ケーターハム スーパーセブン
― (0件)
ケーターハム スーパーライト
― (0件)
ケーターハム スーパースポーツ(ケーターハム)
― (0件)
ケーターハム ネオ・クラシック
― (0件)
ケーターハム ロードスポーツ
― (0件)
ケーターハム CSR
― (0件)
ケーターハム Kレーシング
― (0件)
セブンに関しては色々な視点から色々なことが語られていますが、まずベースとして忘れてはいけないのはこのクルマが1957年のイギリスでデビューしたということと、ロータスの創始者の天才コーリンチャップマンが設計したということです。つまり、英国車の黄金時代に英国車史上最高の天才によって作られた、英国車の伝統のエッセンスそのものを体現したクルマであるということです。 ハイパワーエンジンやそれによる暴力的な加速などは後のケータハム車のマーケティング戦略であり、そうやって今まで命脈をつないできたことは称賛に値しますが、これはセブンというクルマの一面でしかありません。 ケータハム160はこのケータハムのマーケティング戦略である暴力的スバルタンさを取り除いたときに果たして今の時代にアピールするものがセブンに残っているのかと言うことが問われるクルマですが、今の人気を見ると答えは大いにイエスのようです。 では、何が残っているかというと、それは1950年代、60年代の英国スポーツカーのエッセンスであり、週末に草野球を楽しむようにモータースポーツを楽しんでいた当時の英国の雰囲気が缶詰(アルミ缶?)のように保存されていることだと思います。 ですから、セブンに乗るということは、英国車の伝統に乗るということであり、たとえばKTMなどの最近のスパルタンなミニマムスポーツカーに乗ることとは全く意味が違うのです。自分が生まれるはるか前のカーグラフィックの記事まで遡れる車であり、1957年から今までの約60年の間にこの車に注がれてきた英知と愛を感じることができるのです ケータハム160の細いタイヤを履いた姿は、かつて穴があくほど眺めた1960年代のカーグラフィックのバックナンバーに載っていたロータスセブンのシリーズ2を思い起こさせました。最近の太いタイヤを履いたセブンに違和感を感じていた私には160の姿は衝撃的で、ついに俺が買うべきセブンが来た、と直感的に感じました。 また、私は2011年まで4年間ドイツに住んで速度無制限のアウトバーンをさんざん楽しんだので、日本の道で高性能車に乗る無意味さをよく認識していました。日本では時速100kmまででいかに楽しめるかが大切で、それには車の性能を目いっぱい引き出せる80PSという160の性能はどんぴしゃりです。 車の性能はどんどん良くなりますが、人間の性能はそれに比例してよくなっていくわけでは無いので、スポーツ走行をするリスクは大きくなります。そもそも日本では免許が持ちませんね。 日本の道路事情や人間の性能を考えるとケーターハム160はスポーツカーとして最適です。また、ケータハム160に乗ることはロータスセブンシリーズ2が走っていた1960年代くらいの英国スポーツカー黄金時代を追体験することでもあり、それは人生にかけがえのない豊かさをもたらせてくれます。
2013年1月18日 投稿
ケーターハム・スーパーセブン1700BDRです。 タミヤの高級プラモデルでおなじみですね。 一言で言うと、クラシックなレーシングフォーミュラーそのものです。 世界中探してもコレより運転が楽しくて 刺激的な車はそれほど多くないでしょう。(^ω^) 4点式シートベルトの締めつけ感や、 小さな箱状の車体と上半身むき出しで風を受ける走行感覚は、 まさにジェットコースター。 エンジンをかけ、ガレージから出た瞬間 道路が遊園地に早変わりします。 この車は全く実用にはなりませんが、 普通の人の人生をワクワクした素晴らしい物に変える 大きな魅力を持っている特別な車だと思います。 満足している点 ワインディングでは、かなり速い車だと思います。 フォーミュラーカーなので箱車のようなグラっと来るロールはしません。 エンジンはコスワースの16バルブで170馬力、 車重は普通の車の半分なので、 加速は340馬力の車と同じ位あります。 そして、上半身むき出しで 地面に手が付くほど低い乗車位置なので、 スピード感は普通の車の約2倍です。 つまり50km/hで走っている時は 普通の車で120km/hで飛ばしているのと同じ感覚です。 これは結構有名ですがコスワースBDRエンジンは、 パワーバンドに入った時のサウンドと パワーの盛り上がり感が特に素晴らしく、 ウェーバーの「コーーーン」と弾ける吸気音と、 マイク・ザ・パイプの共鳴音は 血沸き肉踊るレーシーなサウンドを奏でます。 ドディオンなので乗り心地は悪くないです。 神奈川から青森県の八戸まで10時間位の道のりを往復しましたが、 疲れ具合は普通の乗用車とほとんど変わりませんでした。 この年式の本革シートは結構良く出来ていて、 腰が痛くなることも無かったです。 ただし、耳栓は絶対に必要ですけどね。(^_^;) 元々がキットカーなので、カスタムは無限に出来ます。 リッターバイクやロータリーなどのエンジン換装は元より、 フレームから作り直す凄い人もいらっしゃいます。 オフ会で100台集まっても同じ仕様の車はまずありません。 不満な点 不満な点は殆ど無いのですが、 手作りの車故に作りが大雑把な部分が多々あります。 パネルのリベット穴が左右非対称だったり。 日本人では絶対やらないようないい加減な仕事をしている部分も・・・。 きっと、おおらかな国柄なんでしょうね。(笑) 多少のオイルの滲みは仕様です。 見つけたらボロ布で拭いておけばいいんです。
2014年4月27日(日) 人生で初めてケータハムのスーパーセブンに、しかも、ロードスポーツ300とS160の2台に試乗できました。 訪れたのはケータハムジャパン様。 とても気さくなスタッフにご挨拶をして試乗となりました。 最初に乗ったのはロードスポーツ300。 久々のマニュアルMT。 クラッチ重っ。 ハンドル重っ。 ウインカーはトグルスイッチ方式で自分で戻さないと、、、汗! ブレーキサーボもパワステもウインカーキャンセラーも何もないぞ。 でも、いい意味で運転に没頭できます。本当にストレス発散になる。 ハンドリングはゴーカートと一緒で重ーい。 エンジンはFORDの2Lでパワーは178PS。 回転は重々しいしバラツク感じ。 FORDのエンジンでなくVTECならば最高ですね。 でも、超ーたのしい車です。一度はオーナーになりたい。 車検代も普通の2L国産車と変わらないとのこと。 同乗のスタッフさんいわく 「基本的に何も付いていないですから、(お金)の掛かりようがないのです」とのこと。 うーん確かに。 だんだん慣れてきたところで、アクセルを踏み込もうとすると、 ちょーど良い場所にきて「すぐそこにオービスがあります」と。うーん残念。 娘(小5)もスタッフさんドライブでの同乗試乗となりました。 オープンは娘でも気持ちいいのだ。 娘が試乗から帰ってきたから、 今度はS160(軽の80馬力)に試乗することに。 車のサイズ以外は基本的な設計はロードスポーツ300と変わらないのですが、 エンジンが良いです。 クラッチが軽い。こっちの方が限界まで引き出す楽しみがあって楽しいかも。 昔々のスーパーシビックRSに乗っていた頃を思い出す。 懐かしいのだよ。ハンドルの重さが、車の限界を引き出す楽しさが、車の軽さが。 あ〜〜離れたくない。 そして、忘れたくない。 サイコーに楽しい試乗でした。 先々週はGOLF R(7)の試乗をして興奮したものだけど、 楽しさはスーパーセブンの方が上です。 それにしても、コックピット狭いー。シートベルトを自分で閉められんかったぞ。(←デブ) 大きめのスニーカーだとアクセルとクラッチを同時にふんじゃうなぁ。 ロードスポーツ300で600万円くらい。 S160で500万円くらい必要なのは現実を知る良い機会でもありました。 おしまい。