<25万キロ走破して泣く泣くリタイヤ>
K11マーチを新車購入して25万キロを走破しました。35万キロを目指していたのですが、屋外に置いていた影響で、エンジンルームと室内を仕切る鉄板が腐食して穴が空いたため、泣く泣くキューブに買い換えました。
<車の楽しさは快適性ではない>
新車で購入したキューブはCVTの最新型で、マーチに比べて何もかもおしゃれで快適でした。でも今、二つの車を振り返って考えることは「車の楽しさは快適性ではない。」と言うことです。マーチを使っていた時は、自分の相棒であり友達のようでもあり、また愛馬のように愛着を感じる存在だったと思います。
<なにもかも普通で
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とっても楽しい>
グレードは1.0リッター、5MTのizfという初期型のものです。1.3Lはなかなか走りがいいという情報はあったのですが、経済性と実用性をとってリッターカーを選択しました。乗り始めの印象は何もかも普通の車だと言うことです。エンジンはパワフルでも非力でもありません。普段のりには実用十分でした。5MTなので登坂時は2速3速を多用してきびきびと走るのはとても楽しいものでした。力を使い切って走る爽快感がありました。
<燃費はなかなかでしたよ>
燃費は当時の車としてはかなり良く、普段のりで20km/L、郊外を遠距離で走ると23km/Lくらい伸びていました。ガソリンタンクは40リッターあったので、一回の給油で800kmを走ることも何回か経験しました。リッター20キロを切ってきたのは20万キロを越えた辺りからですね。
<背中が痛くなるシートだけは×>
K11マーチで唯一だめだったところは、シートのチープさです。中がすかすかで、100kmほど走ると腰背中が痛くなりました。シートが良ければかなりパーフェクトに近い車だと思います。100万円で買える車でしたが、105万円にしてもいいから乗り心地のいいシートを付けて欲しかったです。
<足回りはかなりいい感じでした。>
足回りはこれまた普通でしたが、普段乗り時はそれなりに柔らかく、峠でカーブを攻めるとなかなか踏ん張ってくれるのは不思議でした。電子制御やABSなどの駆動制御がかかっていないので、FF車特有のタックインを利用しながらするすると急カーブを抜けていく醍醐味は今の車ではなかなか味わえないものだと思います。
<取り回しの良さは格別>
車幅が狭く、周囲の見切りがいいので、モニターなど無くてもバックが楽なのも今の車では無理ですね。回転半径も小さく、機動性がありどこでも入っていける安心感がありました。フェンダーミラーをオプションで付けることができたのも自分のモデルが最後のチャンスだったようです。しかもizfはパワーウインドウが付いておらず、手でハンドルを回す仕様でした。パワーウインドウは確かに便利ですが、電源の有無にかかわらず、開閉ができるハンドル式はエンジン停止時も自在ですし、災害時の車からの脱出なども考えると現代の車に選択肢がないのは非常に不思議です。
<車も楽しまないと損>
車も人の生活もどんどん快適性が向上していますが、道具を使う楽しさは逆にどんどん無くなってしまっているのではないかと思います。いままたK11マーチを使うかと聞かれれば、ハイと言えない自分ですが、せめてコンパクトカーの中で5MTを選択できる車が各社に存在すれば、車の運転を楽しむという習慣も絶滅しないのではないかと思います。