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ダイハツの新着レビュー

●このクルマのポイントは何か? @ダイハツに不足してた軽クロスオーバー Aスカイフィールトップなど新基軸満載 Bライバルのハスラーとはベクトルが少し違う ダイハツが満を持して2020年6月10日に発売を開始した軽クロスオーバーSUV「タフト」に改めて試乗しました。 試乗したのは自然吸気エンジンを搭載する「G」とターボエンジンを搭載する「Gターボ」、駆動方式は両社ともFFです。タフトは発売前から話題を集めていましたし、何よりも先行する「スズキ・ハスラー」との比較されることも多かったのが現実です。 ハスラーはスズキの中でもマーケティング重視の中から発生し初代が大ヒットしたモデルです。一方ダイハツも過去には「テリオスキッド」やクロスオーバーモデルとしては「ネイキッド」さらに「キャストアクティバ」なども販売していましたが、ハスラーとはそもそも立ち位置も微妙に異なりますし、限られたリソースの中で独自性をアピールするためにはこれはこれでアリだったと考えています。ただ商売となれば話は別で、やはり経営や営業の現場からは軽自動車のクロスオーバーモデルを渇望されていたのも現実です。 寸法制限のある軽自動車、さらにクロスオーバータイプとなればどうやってもハスラーに似てくる部分は否定しません。しかしタフトは全グレード「スカイフィールトップ標準装備」やオートブレーキホールド付きの「電動パーキングブレーキ」を設定するなど、異なる軸(商品力)でも勝負を仕掛けています。 昨今ではこれらの設定は非常に珍しく、さらに標準装備であればなおさらです。元々重心の高いクロスオーバーモデルの天井に重量物を乗せるわけですからコーナリング時などの車両の動きなどにも影響は確実に出てきます。しかし、ダイハツが凄いな、と感じたのは「全グレード標準装備にすればセッティングはひとつで済む」という答えでした。オプション設定などにすればボディだけでなく足回りのセッティングを2種類準備する必要があり、結果コストも跳ね上がります。この「割り切りや良し!」。 実際開口部をルーフ前端にギリギリに合わせることで乗車しながら少し視線を上に動かすだけで風景を感じることができます。特に効果的なのは交差点で少し前方に停止してしまった場合でもルーフ側から信号が確認できる点。もちろんUVやIRカットなどの機能も搭載しており、元々広さを感じるタフトにさらに開放感をプラスしています。 走りに関してはまずオススメしたいのはターボモデルです。実はコスパを考えるとGとGターボの装備差はほとんどありません。最大の違いはGターボにはACCを含めた「スマートクルーズパック」が標準装備されている点です。ハスラーとは違い、タフトはノンターボのGでも4万4000円のメーカーオプションでこれを装着できます。その点では元々FFで車両本体価格148万5000円のGは驚くほどのコスパを持っています。ただ、昨今の軽自動車の多くが高速も余裕で走れる性能を持つ点。言い換えればファーストカーに成り得る中、これ1台で全てを賄うのであれば高速走行だけでなく郊外路でも余裕がある「Gターボ」をオススメします。 装備差はほとんど無い両グレードですが、トランスミッションにはターボにのみ新開発の「D-CVT」を搭載しています。複雑な構造のことは割愛しますが、全体的にカバーする領域が広く、エンジン回転数を低めに抑えることができます。Gの場合も街中でも活発に走れるのですが、その反動でエンジン回転数が高めになりがち、結果としてノイズの多さが少し気になります。 また新搭載の全車速対応のACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)ですが、あればもちろん便利ですが、いわゆる「利き方」に関してはまだ十分と言えるものではありません。基本システム自体は同社の「スマアシ」がレベルアップする中で開発されていますが、前走車のキャッチや急な割り込みなどの際の減速フィーリングなどは今後のチューニングに期待したい部分です。 室内に関しては好みが分かれると思います。オレンジの加飾パネルはその代表で、人によっては「ちょっと恥ずかしい」と思うかもしれません。ただダイハツの肩を持つわけではありませんが、タフトが欲しいけどこのパネルだけはイヤ!という人のためにディーラーオプションでホワイトやシルバーの加飾パネルも販売されているのでこれに交換すれば良いでしょう。 機能的にはインパネシフトの操作性や収納の多さも合格点、ハザードスイッチの位置もスッと手を伸ばした場所に配置されています。電動パーキングブレーキの採用はストップ&ゴーの多い街中では重宝しますし、時代に合わせスマホの充電などに対応するUSB端子もナビやディスプレイオーディオの選択によって数は異なりますが、最低でも1個は用意されています。 冒頭に述べたようにハスラーとは近いようで考え方に大きな違いが出るのが後席回りです。タフトはハスラーのようにリアシートのスライド機構を持っていません。ただ50:50の分割可倒機構はありますし、シートを倒せば付属のラゲージボードと合わせてフラットな荷室として使うことができます。さらに言えばシート背面も含め樹脂加工されているので汚れた荷物などもサクッと置くことが出来ます。 結論としてはファミリーユースとしての1台であればハスラーを、普段は1人または2人乗りで後席は積極的に荷室として活用したいのであればタフトがオススメです。 4WDに関してはハスラーほど凝った仕掛けは搭載していません。だからこそ割り切りでFF車を買い、ウインターレジャーの時などにはスタッドレスタイヤを装着するスタイルで十分楽しめるのではないでしょうか。 昨今高騰化傾向にある軽自動車において、タフトは比較的低価格に抑えていることでコストパフォーマンスは高いと感じました。オプションも多彩ですし、ナビなどもメーカーオプションでなくても市販のカーナビやディスプレイオーディオで全体の販売価格を抑えることができます。その点でも自分好みの1台に仕上げる楽しみもあります。

【エクステリア】 かなり印象的なフロントグリルで、デザインで選ぶ人もいるかと思います。メッキグリルのオプションもありますが、あまりにもオラオラすぎるかもしれません。 【インテリア】 レンタカーで試乗してみたNBOXカスタムと比較して、高級感が感じられます。ほぼセンターメーター風のインパネは、好き嫌いがあるかと思いますが、とても見やすいです。NBOXやスペーシアのように後部座席に肘掛が付いていませんが、頻繁に後席に人を乗せるということでなければ、無視できる差だと思います。 ミラクルオープンドアやウェルカムオープン機能は、とても良いです。これで選ぶ人も多いと思います。 【エンジン性能】 ターボ車のRSですが、NBOXカスタムターボと比較して、パワー面は変わりませんが、滑らかさがなく、出だしにいきなり出るパワーが扱い難いです。気を付けないと首が後ろに持っていかれてしまうので、微妙なアクセルコントールをマスターする必要があります。 【走行性能】 高速安定性は、ハイト軽ワゴンとして考えると直進安定性があり良いです。ターボなので、追い越し車線を普通車と一緒に走行できる能力を保持していますが、安心して運転できる領域は100キロまでです。NBOXカスタムの方が、もう少し高いレベルで、安定しています。 高速道路でのスマアシはあまり良くありません。坂道において、前の車に追随するために、エンジンをかなり吹かしたり、接近しすぎてブレーキを掛けたり、安定性に欠けます。 ブレーキの効きが弱く、安全面でかなり心配です。スマアシが影響しているのではないかと噂もありますが、車重に見合ったパッドが利用されていないのではないかと感じます。対策として、前輪のブレーキパッドをDIXCELのKPタイプに変えました。結果、普通のブレーキの効き具合に改善しましたが、メーカーも最初から品質の高いパッドの採用を考えるべきです。 【乗り心地】 フロントのサスペンションは、まずまずの動きをしていますが、リアはゴツゴツ感が強く良くありません。段差を乗り越えるたびに、後部座席からガタンといった大きな音がします。NBOXでは、全く感じられなかった点ですので、この点は、大きく水をあけられている状況です。 身長が高い男性には、シートの座面が短すぎて、とても疲れます。 【燃費】 現状、エアコンなしの街乗りで、14Km/L、郊外で19Km/Lといった感じで、まずまずです。NBOXよりも燃費が良いと思います。夏場のエアコン利用時は、12km/L〜18Km/Lくらいです。 【価格】 軽としてはとても高いと思いますが、ACCからアダプティブドライビングビームまで装備していることから、値段が上がるのはやむを得ない点はあります。NBOXカスタムと比較して、20万円くらい安いですが、エンジン性能、走行性能、乗り心地などの基本性能を考慮すると、安くて当然とも思えるので、やはりマイナス面です。 【総評】 軽自動車として考えると、基本性能が高いですが、普通乗用車レベルまでには達しておらず、1stカーとしては考えらえれません。お買い物用などのセカンドカーとして考えるべきです。1stカーとして軽自動車を考えている場合は、迷わずNBOXのターボにしましょう。

【エクステリア】 【インテリア】 【エンジン性能】 【走行性能】 【乗り心地】 【燃費】悪い 【価格】高い 【総評】全体的に良くない

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  • 2025年12月14日 更新

生まれも育ちも雪国です。 今までスズキの軽自動車を乗り続けてきたのですが、 2年程前にムーヴのスマアシ2のXタイプの2WDに乗っています。 今まで、2WDでも雪道にハマるとか空転するなんてことはあまり経験がなかったのですが、 昨年が大雪だったということもあるのかもしれませんが、 道路の曲がり角などで空転してしまい、 スリップのランプもしょっちゅう点滅して怖い思いをしました。 スリップ機能等をオフにして走ってもオンにして走っても変わりません。 何かおすすめの走り方はありますか? パワーモードとかで走ればいいのでしょうか・・? 信号が青になってゆっくりスタートしても、 スリップランプが点灯して空回りしたりします。 たまたま、昨年は後ろから追突されてムーブが修理になり、 代車で新型デイズを大雪の時に過ごすことになりましたが、 なんなく雪道もらくらくでした。 ムーヴは雪道弱いのでしょうか?

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